NHKあさイチで紹介された三陸鉄道のDVD

毎年夏に走る海水浴臨時列車で 「リアスシーライナー」 という列車があります。
どこを走るかというと、仙台から青森県の八戸まで。
海水浴客を運ぶ列車ですから、山の中の東北本線ではなく、三陸海岸を延々9時間半かけて北上する列車です。
小牛田から石巻線に入り、前谷地から気仙沼線。
南三陸町の志津川で海岸線に出て、
本吉、大谷海岸、気仙沼、陸前高田、大船渡、盛と進みます。
仙台を朝8時50分に出て、三陸鉄道南リアス線に入る盛ですでにお昼。
南リアス線をのんびりと北上して、釜石に午後1時。
釜石からJR山田線に入ると、大槌、陸中山田、そして宮古に午後2時すぎ。
宮古から今度は三陸鉄道北リアス線を北上。
田老、小本と進んで、島越でしばらく停車。
陸中野田ではすでに午後4時。
久慈から八戸線に入り、終着の八戸には午後6時39分に到着する列車です。
(時刻は1999年当時)
私は、1999年8月に、この臨時列車に乗って、全区間の駅、鉄橋、トンネルや線路を撮影しています。
今、見返してみても、風光明媚なローカル線で、貴重な地元の足であることがよくわかります。
今回、被災された鉄道を支援するため、急きょ、この「リアスシーライナー」のDVDを全区間5巻組で限定販売することにいたしました。
価格は14700円(税込)
パシナ倶楽部のホームページのみでご購入いただけます。
(書店、量販店等では販売いたしません。)
なお、この商品の売上金の50%(1セットにつき7000円)は、いすみ鉄道を通じ、義援金として被災された三陸鉄道、ひたちなか海浜鉄道へ送られます。

※この商品は、5月8日までの販売です。
この商品には仙台から八戸までの全区間の線路の映像が入っていますが、5月中陣以降、被災鉄道支援作品として同じ列車の三陸鉄道線内の映像のみを編集した商品(DVD2巻組税込6300円)を発売予定です。
今となっては貴重な1999年夏の三陸鉄道の映像を皆様のビデオライブラリーにご保存いただける作品です。
まる1日かけて走り切る列車というのも今ではほとんど見ることができなくなりました。