社長の休日

ちょっとの時間を見つけてはマメに動き回ること。
コレ、浮気の極意ではありません。
私流の休日の過ごし方です。
外見からしていかにもフットワークが軽そうに見える(!!)私は、日本全国神出鬼没人間。
今回は9800円の運賃につられてスカイマークに乗って鹿児島に行ってきました。
日本でのLCC(格安航空会社)の元祖であるスカイマーク。
現会長の I さんが私の先輩ですから、彼が社長に就任した当時から福岡へ行く時はスカイマークと決めていましたが、今回は久しぶりに鹿児島行に乗ってみました。
東京から鹿児島までの運賃が9800円。
日の丸も日ペリも38000円ですから、その安さたるや比ではありません。
それでいて飛行機は同じB737。それも最新鋭の―800型。
座席の広さも同じ(というか若干広めかも)ですから、違いと言えば飲み物サービスが有料なぐらい。
搭乗前に自販機でペットボトルのお茶を買って乗れば、28200円がお得になります。

ということで搭乗してウイングレットを見ると何とハートマーク[:ハート:][:ハート:] 良くわからないけれど、とりあえずハッピーな気分で旅の始まりです。
目的はローカル線の乗車。
私がこだわる「向かい合わせの座席で、窓が開く車両」で旅をするために、今回は九州の吉都線に向かいました。
吉都線は肥薩線の吉松から日豊本線の都城を結ぶ路線。
吉松と都城を結ぶから吉都線です。
さあ困った。鉄道に興味がない人には読めない漢字がいっぱい出てきました。
吉都線(きっとせん)
肥薩線(ひさつせん)
吉松(よしまつ)、都城(みやこのじょう) これは読めますね。
そして、日豊本線(にっぽうほんせん)です。
車両は電車ではなくいすみ鉄道と同じディーゼルカー。
観光列車で有名なJR九州ですが、今回はごく普通の各駅停車。
頭の上に架線がなくてすっきりとした風景はローカル線の必須条件ですね。
この吉都線は実に10年ぶりの訪問。
前回来たときは急行格下げの28・58という車両でしたが、今は47・48という形式が活躍しています。


紅葉が見ごろを迎えた霧島山のふもと、えびの高原を、駅弁を食べながら数時間かけて、都城から吉松へ。そして肥薩線に乗り入れて隼人までの旅。
その晩は鹿児島空港のすぐ下にある山深い妙見温泉泊。
50オヤジの気楽な一人旅。
山の中の温泉では繰り出すところもありませんから、焼酎を3杯も飲んで、9時間も寝てしまいました。