外房線に臨時列車運転

本日、外房線に臨時列車 「ぐるっとゆめ半島」号 が運転されました。
この列車は国鉄時代の特急車両を使用し、ふだんは使用されていない両国駅の列車ホーム(低いホーム)から発着する珍しい列車ということで、たくさんのお客様がご乗車されました。
写真は大原駅に到着する列車。

大原駅では約20分間ほど停車して、いすみ市役所の皆様がホームで乗客の皆様に伊勢海老の味噌汁をサービスしていました。
また、岬町の太鼓も披露されました。


こういう列車ですから、たくさんの鉄道ファンの皆様もご乗車されていましたが、大原駅で私の姿を見つけると、
「あっ、いすみ鉄道の社長さんだ。キハ52、応援してますよ。」
「社長さん、キハ52、本当にありがとうございました。」
など、嬉しい声をたくさんかけていただきました。
JRのような大きな会社でしたら、こうやって1本臨時列車を仕立てることなどわけないはずですから、房総半島の活性化のために、毎週でもよいですからこういう列車を運転していただきたいですね。
総武快速線に活躍した113系電車が来年のダイヤ改正で全廃になるようですが、そんなに簡単に解体しないで、房総にゆかりのある113系や183系など、1~2編成で良いから取っておいて、休日に房総半島循環列車を走らせてほしいと思います。
かつて房総半島には循環急行「みさき」「なぎさ」なんて列車が走っていたのですから。
私の主観ですが、国鉄時代から千葉支社(当時は千葉鉄道管理局)はどういうわけか虐げられてきたような気がします。
中央線や東海道線にはどんどん新しい車両が投入されるのに、房総にはお古ばかり。
どうせお古なら、懐かしの列車の博物館にするぐらいJRにとっては簡単でしょう。
大原でいすみ鉄道のキハ52に接続するなんて「シブイ」シーンも良いでしょう。
何にもしないうちから高速道路にギブアップしてしまうなんてもったいなさ過ぎます。
何しろ千葉支社はJR東日本の中でも数少ない独立黒字が可能なところなのですから。
営業部長様、頑張りましょう。