国吉駅の枕木交換

現在、いすみ鉄道では沿線の枕木の交換作業に入っています。
いすみ鉄道の全線で枕木は約37000本ありますが、第3セクター化された以降22年間、ほとんど設備投資をしてきていませんでしたので、老朽化がいたるところで進んでいる状態です。
昨年私が就任してから、工務課長に指示して、その中でも早急に交換が必要な本数を選び出し、優先順位を付け、今年度から作業に入っています。
鉄道の軌道工事も道路工事などと同じように、年度末が忙しく、年度が替わると暇になるという特徴があるため、いすみ鉄道としては少しでも工事費用を低く抑えるために、新年度に入ってからの交換工事となったわけです。
写真は国吉駅の線路。
手前に見えるのが新しく交換した枕木です。
いすみ鉄道は輸送密度が低いため、都市圏の鉄道のような大規模な工事にはなりませんが、限られた予算の中、こうやって1本1本行う地道な作業を続けていくことで、鉄道の安全性を確保していくのです。
国吉駅構内の枕木交換が終わりましてので、近日中に上りホーム(大原行)の枕木オーナーをオンラインショップで募集いたします。
約30名の募集となりますので、ご希望の方はオンラインショップにてご注文をお願いいたします。(募集は来週からの予定です。)