台湾に残る阿里山森林鉄道は、ほぼその建設当初の使命は終了していますが、観光鉄道としては素晴らしいロケーションです。
私も2度ほど行きましたが、なかなか行かれるところではありません。
というのも、この鉄道はスイッチバックや三重ループ線(ふつうは1回しか回らないループ線ですが、3回回って山を登ります)など、たいへん険しい地形を走りますので、何度も水害に見舞われていて、その度に年単位で運休となります。
実は大井川鐵道はこの阿里山森林鉄道と姉妹鉄道締結を結んでいるのですが、数年間運休していた路線が、去年の7月に運転再開となりましたので、私も早い時期に一度再訪しなければならないと考えているのです。

台湾には30回以上行ってますが、本当に行くことが難しいのです。
なぜならすぐに災害不通になってしまうから。
そして数年間運休してしまうのです。
前回行ったのがかれこれ20年ほど前になりますか。
若かったでしょう?(爆)

台湾国鉄の嘉義駅のホームの横に阿里山森林鉄道のホームがありまして、見てわかるようにナローゲージです。

大井川鐵道の井川線っぽいでしょう。





台湾ではこういう役割を終わった鉄道でもきちんと観光鉄道として利用して、珍しいSLを復活させたりして、世界中から観光客を招いているのです。
そんな阿里山森林鉄道ですが、実は日本旅行でツアーが発表されました。
これは実に貴重な企画です。
なぜなら、行こうったってなかなか行ける鉄道ではないのですが、そこへ連れて行ってくれるって言うのですからね。
まして、こんないい方しちゃなんですけど、またいつ災害で不通になるかわかりませんからね。
大井川鐵道も土砂崩れで不通になっておりますが、台湾の高山鉄道は台風被害が日本とは比べ物になりませんから、動いている今のうちに行った方が良いと思いますが、このタイミングはベストでしょう。
って、私が企画にかかわっているわけではありませんが、まぁ、阿里山森林鉄道に一度行ってみたいと考えていらっしゃる皆様は、このチャンスをぜひ捕まえてください。
私は10回ほど台湾鉄道三昧の旅を企画しましたが、森林鉄道だけは皆様方をお連れすることができませんでした。
そのぐらいのチャンスですから。


5月22日出発か・・・
私も行きたいな。
ていうか、今年は5月はどこにも動けないので残念ながらちょっと無理です。
このツアーの3日目にある製糖工場の鉄道も個人ではなかなか行けません。
こちらも魅力的ですね。
お値段的にも今の時代、リーズナブルだと思います。
▼お申込みはこちらをご確認ください。
【5/22(木)発】観光列車「栩悅号」で行く阿里山鉄道本線走破と台湾糖業鉄道4日間
行きたくても行かれないとおっしゃられる方は、私の前面展望DVD作品でご乗車可能です。
パート1~パート3の3巻で収録。
▼1日1本だけの観光列車です。
PC270 阿里山森林鉄道 パート1 | 台湾 | パシナ倶楽部オンラインショップ
PC271 阿里山森林鉄道 パート2 | 台湾 | パシナ倶楽部オンラインショップ
PC272 阿里山森林鉄道 パート3 | 台湾 | パシナ倶楽部オンラインショップ
在庫僅少 ぜひぜひ
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