消えた455を探せ!

朝8時半に直江津駅に到着したら、運転センターに急行編成が停まっているのが見えました。

今日あたりから検査が始まると聞いていましたので、あとで見に行ってみよう。
今日は来客もたくさんありまして、なかなか忙しかったので、運転センターへ行ったらもう午後3時でした。

すでに車両は編成を解かれ、分割されて検査が始まっています。

こちらはクモハ413。
すでに台車から速度計などのケーブル類が外されています。

反対側には仮台車が用意されていますから、まもなくジャッキで車体を持ち上げて、台車を抜いて、仮台車をはめ込む準備ができています。

どうやら、このクモハから始めるのでしょう。

トキ鉄の運転センターには立派な設備があります。
自社で検査ができる体制ですが、開業当初はとにかく列車を安全正確に走らせることが精一杯でしたから、自社で車両の検査をやるまで手が回りませんでした。
4年前に私が社長に就任した時が開業4年経った時でしたから、もうそろそろ自社で車両の整備をする段階に来ていると判断しまして、会社の次の目標として、自社での車両検査整備を挙げました。

そして、その第一号となったのが昨年検査を受けたクハ455でした。

今年はその経験を活かして2両の検査を行います。

もちろんトキ鉄ですべてできるわけではありませんから、外部の事業者さんにお願いをして、各部品の検査を行っていただいて、それをもう一度持ち寄って組み立てるという作業です。

こうすることで、トキ鉄の社員が、いきなりではありませんが、車両の仕組みや検査の技術を習得することができると私は考えていますから、長い年月がかかりますが、自社で車両検査を行うということは会社にとってはプラスになると思います。

通常の車両の検査はJRに依頼していますが、それはそれで当分続けてお願いをしていきますが、こういう自社検査にチャレンジするということは、新しい会社にとっては必要だと思っています。

ということで、観光急行の検査が始まりました。

と、ここで気が付いたんです。

455がいない!

本当だったらこちら側にいるはずなんです。
市振方の先頭車ですからね。

でも、いない。

いない!

いない!

さて、455は何処へ?・・・・

答えは私のFacebookページで(爆)