フェーン現象ですか?

千葉にいるとほとんど実感がないんですが、フェーン現象。

今日の高田はフェーン現象で気温が39度近くあったそうな。
昨日もおとといも38度。
明日は40度を超えるらしい。
新潟にいるとよく聞くワード、フェーン現象。
南海上に台風があると新潟が暑くなる。

湿潤断熱率と乾燥断熱率の差です。

高度が高くなると気温が下がりますが、乾燥した空気の中では100メートルで1度ずつ下がります。
湿った空気の中ではその半分の0.5度。
だったかな。
高度が下がると逆に同じ率で気温が上がる。

太平洋側の湿った空気が2000メートルの山を越える。
断熱率は100mにつき0.5度。
ということは10度気温が下がります。

山を越えるとき、湿った空気は雲を発生させます。
ということは、水分が雲になりますから、山を越えた後は湿った空気が乾燥した空気に変わる。
すると、100mにつき1度の断熱率になりますから、今度は山を下るときに100mについて1度、気温が上がる。

もし、太平洋側の気温が30度だった時には、湿った空気の場合は2000mの山の頂上では20度になりますが、山を登るときに雲になって水分が取られてしまうと乾燥空気になりますから、今度は2000mを下れば気温が20度高くなる。
つまり、太平洋側の気温30度の湿った空気が2000mの山を越えると日本海側の気温が40度になる。
ということですね。
このところの新潟はほぼ40度に近い気温ということは、つまりはそういうことなのであります。

だったかな?

若いころ勉強した記憶がかすかにある。
工学、気象、航法、法規、通信だったかな。

若いころは勉強しておくものですよ。

台風が2つ。
やばいのは7号の方ですかね。

でも、今週末の雪月花、観光急行、夜行列車。
そして14日の急行「立山」は今のところ運転予定です。

現時点では判断のしようがありませんが、トキ鉄が計画運休にならない限りは走りますので、皆様、よろしくお願いいたします。

それにしても同一人物とは思えませんねえ。
時間というものは残酷なのでございます。

戻すことはできませんからね。

台風の進路に当たる皆様、今のうちにどうぞ早めの準備をお願いいたします。