今日はアウト! でした。

昨日の晩は、いつものように暑くて寝苦しく。

12時にエアコンのタイマー1時間だけかけて寝たら、午前3時に右足が攣って目が覚めた。
ふくらはぎなら理解できるけど、足の甲。
足の甲がつったらどうしてよいかわからず、とりあえず起きて準備運動のようなことをはじめ、収まったので再度ベッドへ。

エアコンつけて寝る。

そうしたら今後は左足がつってまた目が覚めた。
そんな夢とうつつの間を彷徨っていたらおなかが痛くなったのが6時。
7時50分に家を出るまでに4回も籠もって。

さて、何かが変だ。

と、ドクターに連絡したら、電解質がなんとかでカリウムが足りないと言われてビョーインにいらっしゃいということになって、とりあえず予定のお仕事を全部こなして、ご指示通りにビョーインへ。
本日はアウトを食らってしまったのであります。

CT撮ったり、お腹押したりと診ていただきまして、お薬もいただいたのでお家に帰ってきたら夕焼けお空でした。

ドクターは実は鉄分が濃い方で、私のブログの愛読者でもありますので、私がどんなビョーキを持っているのかもご存じですし、今飲んでいる薬も、千葉のビョーインでの検査結果もすべてご存じなので、慎重にお薬を出していただきました。

で、聞くところによると、ドクターは新幹線で通っているとのこと。
まだお若い方ですから、もしかしたら奥様もお子様もいらっしゃるかもしれませんが、今の時代、優秀なドクターが田舎の町のビョーインに来てくれないというのは全国的に見て常識と化しています。
その理由はまさに教育の地域格差でありまして、高田の町には優秀な学校があるとはいえ、なんだかんだで都会の学校にはかなうはずもなく、自分の子供の教育を考えたらそりゃあ都会からは動きたくないでしょう。

まして昨今は中学高校と6年一貫教育なんてのが都会では当たり前ですからね。子供の教育のことを考えたら「お父さん、単身赴任でお願いします。」となりますよね。
でも、単身赴任するぐらいなら、都会のビョーインの方がよいでしょう。
だから田舎の町にはドクターが来ない。

私が広域展開する進学塾で先生をしていたのはなんだかんだでもう40年近く前のことですが、そのころから言われていたのが教育の地域格差。
都会では優秀な子供たちは私立中学、私立高校に入るのが当たり前で、そのための学習塾がたくさんあるのですが、公立高校というのは基本的には人気がない。
なぜなら、公立高校へ行っても先がないというのが定番ですから、公立高校の場合はもう一度大学受験をしなければならない。

それに比べると高校で大学の付属へ入ってしまえば、そのままその大学へ進学できるというのが私立のシステムですからね。

中学受験はなかなか大変だし、公立高校では満足な受験指導をしてくれるところなどなかったので、予備校へ通わなければ大学へ入れない。だったら高校から私立の大学付属校へ入れてしまうのが一番ハードルが低いというのが私の経験上明らかだったので、私は自分の子供の男4人をすべて高校から私立大学の付属へ入れて、そのままストレートで浪人することもなく大学へ行かせたのであります。

だから、同級生たちはすでにリタイアしている年齢になった今でもこうして毎日セッセと働かなければならないという現実があるわけですけれども、そういう付属高校も今では中高6年一貫になってきていて、高校から入ることができなくなってきていると聞きますから、ドクターともなれば教育熱心な家庭でしょうから、子供の大事な教育の時期に、田舎のビョーインに働きに来てくれるようなドクターなどはいないのであります。

でも、私のビョーインは新幹線の駅から5分の所にあるので、「それならば勤務できますね。」ということで、新幹線で通勤されていらっしゃる。
多分、「鉄」だから、毎日鉄分補給できて苦にならないのかもしれませんが。

そうなのです。
田舎のビョーインというのは、今の時代新幹線の駅のすぐ前になければドクターが来てくれないというのが常識なのです。

ところが、県立ビョーインや市立ビョーインというのは「県民のため、市民のため」ということなんでしょう。
だから新幹線の駅なんて関係ない。
それよりもバイパス沿いの土地に広々とした駐車場があるようなところの方が患者さんが通院するには便利ですからね。たいていはそういうところに作ってしまって、建ててから「ドクターが来ない」問題なのであります。

ところが新潟県というところは、私の目で見るとさすが40年前に新幹線が県庁所在地に来ているところだと思うわけでして、今、燕三条の駅の近くに大きなビョーインを作っている。
燕三条ならば大宮から1時間20分ですから、ここならドクターは集まるでしょう。
シロウトながらにそう思うのであります。

学校もそうですね。
新幹線の駅前にあると優秀な生徒が集まるという現象も起きているようで、例えば佐久平にある佐久長聖高校などは首都圏から優秀な生徒を集めているらしい。
生徒は全寮制のようなんですが、送り出す親としてみれば、新幹線の駅前であれば安心感がありますからね。
飯山の駅前には大きなビョーインがありますし、さすが長野県だと思います。

ということで、私は新幹線で通ってきてるという優秀なドクターに診てもらったわけですから、きちんとドクターの言うことは聞かなければなりません。

つまり、今夜は燃料補給は禁止なのでありまして、ではどうしましょうかと考えあぐねて、今夜は地元で有名な豚汁屋さんの豚汁を作ってみたのです。

この豚汁屋さん、レシピを惜しげもなく公開しているもので、その通りに作るだけで(味はたぶんお店にはかないませんが)ちゃんとした豚汁がいとも簡単にできるのであります。

こうして煮込んでいる間にちょっとフロリダ。

このところ毎日シャワーだけなので久しぶりにお湯につかりました。
いつ以来だろうか?

思い出してみたら前回お湯につかったのが23日。
秋田のホテルに泊まったら、ホテルに大浴場がありまして、「たまには入ってみようかな。」と思ったのであります。

実は私、男性の裸体には興味がないものですから、男同士で風呂に入るという趣味がありません。
しかるに昨今流行の大浴場があるビジネスホテルに泊まっても、まず入ることはなく部屋のお風呂で済ませるのがデフォルトなのですが、この時は日曜日ということもあって、「たまには入ってみようかな。」と思った次第です。

「いつからお腹が痛くなりました?」
「はい、23日です。」
「何か思い当たることは?」

そこで23日は例のスカイスクレイパーのソフトクリームを食べたことと、夕方にスーパーで刺身を買ってきてホテルの部屋で食べた話をしたのですが、食あたりではこれほど下痢が続くこともないようで、「何か、細菌でも入ったのではないかな?」というのが新幹線で通ってきている優秀なドクターの見立て。

そこで久しぶりにお湯をためて湯船につかりながらふと思ったのが。「あぁ、そういえば23日は温泉に入ったな」ということ。
もしかしたら、あの大浴場か?
でも、別に風呂のお湯を飲んだわけでもないけど。
あの時、いつも通りに部屋の風呂に入っておけばよかったのかなあ。

まあ、大浴場と言っても山の中の温泉ではなくて、街中のホテルの下の大浴場ですから、開放感があったわけでもなく、「やっぱり入らなかった方がよかったかも」などと、風呂に入りながら思い出してみたのであります。

ということで、今夜の夕餉は地元で有名な豚汁だぜい。
どうだ、お店と同じだろう!

と、粋がってみても下腹に力が入らないから静かに頂いております。

明日は高田世界館でのトークショーからの納涼急行。
納涼急行のご予約は60名様。
満席でございます。

私が行かないとお話になりませんので、何とか頑張って、渋っているお腹を落ち着かせようと思う今夜なのであります。

皆様、明日は高田世界館、納涼急行でお待ちしております。

現在、私はまだ特急列車でございますが。(爆)