455系の行先幕について

先日もちらりとお知らせいたしましたが、幕回しの儀式として終点到着時や車庫への入庫時に観光急行のお客様にお楽しみいただいておりました455系の・413系の行先幕が今回の検査入場で新しいものに取り換えることになりました。

観光急行でかねてから要望が多かった「妙高高原」「市振」など、今の運行状況に合わせた駅名が必要になったため、白地の個所に追加を検討したところ、新しく制作した方が安いということがわかったため、まったく新しく40コマの幕を製作することになりました。

その中にはトキめき鉄道の運行で必要な妙高高原、市振、など今入っていない駅名を入れるのはもちろんですが、「快速・妙高高原」や今入っている「富山」「金沢」「福井」「敦賀」なども将来的には必要になるかもしれませんので残します。
その他にも観光急行のコンセプトは1970年代ですから、このタイプの電車がかつて走っていた地域の駅名なども入れる予定でおります。

同時にヘッドマークも新製しますが、こちらも大型のものも再現します。
もちろん、北陸本線時代以外のものも企画中です。

ただ、一部の皆様からお問い合わせをいただいております「デカ目」への改造は行いませんのでご了承ください。

どのような行先やヘッドマークになるかはまだお知らせできませんが、私が応援している吉都線や指宿枕崎線に行って沿線の皆様方とお話しすると、皆様とても455を懐かしがってくれていますし、個人的には子供の頃、塾の帰りに寄り道をして上野駅で見送った急行列車の懐かしい名前も再現したいと考えております。

そして、春以降は期間を決めてヘッドマークの掲出種類や、あるいはヘッドマークなしで走行させる時期など、いろいろと遊んでみたいと思っています。
というのも、皆様方に飽きられないように、何度もいらしていただかなければなりませんからね。

https://www.youtube.com/watch?v=PinQjA6UQlA
▲幕回し動画をご覧ください。

クラウドファンディングはあと4日。
セカンドゴールを達成して、サードゴールを目指せという話もありましたが、あまりガツガツ感は出したくありませんので、ここからの積み上げは皆様方のお気持ちをありがたくいただきたいと考えております。

「お金があれば何でもできる!」
ではありますが、確かに欲しいものもいくつもありますし、そういうお話しもいただいておりますが、折を見て、じっくり行きたいと思っています。

ただ、今回のクラファンではっきりと分かったことは、455がこれだけ全国の皆様方から大切に思われているということで、沿線地域の皆様方にもどれだけ貴重な車両が走っているかということを認識していただけたと考えています。
これは、トキめき鉄道が地域の広告塔であり、集客のツールであるということがはっきりと証明されたものと私は考えます。
その点ではさらなる数字の積み上げは、私のやり方そのものの応援になると考えています。

何しろ、数字はウソ偽りはありませんからね。

ということで、トキ鉄のクラファン、あと4日、どうぞよろしくお願い申し上げます。

現役で活躍する最後の国鉄急行形電車クハ455ー701を延命させよう