明後日29日、只見線から星賢孝さんがやってきます。
星さんは郷土写真家。
只見線を300日撮る男として映画になりました。
その映画が現在高田世界館で上映中です。
映画のタイトルは霧幻鉄道。
只見線は2011年7月の集中豪雨で線路が流され、一時は廃止かと言われていましたが、この10月1日に11年ぶりに運転再開となりました。
私はかれこれ10年も前から只見線の応援をしていて、何とかこの鉄道を復活させるべく、地域の皆様方を元気づける活動を続けてきました。
もちろん今でも福島県の交通政策の仕事として県から委員を委嘱されて、これからの只見線のあり方を検討するお役目をいただいていますが、ではなぜ只見線が奇跡の復活をすることができなのか。
それはこの男、星賢孝氏がいるからなのです。
今から10年前の平成24年12月。
災害で不通になっていた只見線はこのまま廃止されるかもしれないというところまで追い込まれていました。
地域住民の皆様方は悲痛な感じでした。
そこへ私が招かれて、「地域を元気になる話をしてください。」ということで、無責任にも「只見線はローカル線の横綱です。」などと申し上げたのです。
そうしたら地元の皆様方がその気になって何とか復興しようという機運が盛り上がった。
中でも星賢孝さんは、毎日毎日只見線の写真を撮影してインターネットで配信し、世界中から只見線に観光客がやってくるようになった立役者。
単なる田舎の郷土写真家が、今や世界の星賢孝!
そして映画にもなっちゃった。
そうなんです。
こういう奇跡が私の目の前で起こったのです。
皆さん、世界の星賢孝氏と私は仲良しの友達なんです。
後ろは只見線に世界一乗車した男、大越君。
どちらも映画に出てきます。
29日、私と星賢孝氏とのトークショーが高田世界館で開催されます。
15:15 上映開始。
ぜひお越しください。
奇跡の物語の記録映画です。
私は只見線を元気づけるために、来年は只見線に雪月花を走らせるぞと真剣に考えているのです。
何しろ只見線の入口は新潟県でもあるのですから。
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