少年ジャンプは大丈夫か?

お休みなので、日付変更線ギリギリになってしまいました。

大雨で貨物列車の運休が続いているようです。

北陸本線は敦賀付近の線路障害で止まっていますが、東北本線でも数日間止まっていたようです。

やっと動き出したところもあるようですが、ここへきて北海道側の道南いさりび鉄道でも大雨のために今日は全面運休。明日の午前中まで運休が決まっています。

貨物列車が走らないと物流に大きな影響が出ることは皆さんおわかりいただけると思いますが、では実際にどういう影響が出るのか。

基本的に旅客輸送というのは行ったお客は帰ってきますから双方向に需要があるのですが、物流(貨物輸送)というのは一方通行ですから行った貨物は帰ってきません。ということは行きと帰りの貨物は違ったものを載せているということになります。

北海道から東京や大阪へ向かう荷物は農産物などの原材料品が多く、東京や大阪から北海道へ向かう荷物は加工品などの製品が多いのですが、北海道の製紙工場で作られた紙も東京へ運ばれます。そして、東京へ運ばれた紙が印刷されて製版されて本になったら北海道へ運ばれているのです。

ということは週刊誌なども貨物列車に乗って運ばれているのでありまして、貨物列車が止まると札幌の人が少年ジャンプが読めなくなるのであります。

私の友人の札幌在住の大熊さんが、東京から送られてくる宅急便を待っていて、5日経っても来ない。貨物列車がどうなっているのかと調べたらこうなっているようです。

貨物列車は大事なんですよね。

日本人はもっとこの国の交通に関して真剣に考えないといけないと私は思います。