妙高の観光DMOで良いガイドブックができました。
じゃらんです。
ウインタースポーツだけじゃないぞ!
という意気込みを感じますね。
上越市でも作っていまして、こちらは「るるぶ」。
春田部長も出ています。
どちらも大手の制作によるフリー冊子です。
ところで、こういうものを作るのは良いのですが、では、どうしましょうか?
駅に置いていただけませんか? と言われましたので、もちろん二つ返事でOKしましたが、駅に置いてどうする?
妙高に来る人も上越に来る人も、すでにいろいろ調べて計画を立ててきていますからねえ。
今の時代に大事なのは「旅前」なんです。
どこへ行こうかなと考えている人たちに、妙高や上越に行ってみようかなと思わせるコンテンツで、実際に来ていただかなければなりません。
じゃあ、どうするか?
東京や大阪の旅行代理店を回って置いてもらいますか?
いえいえ、それは20年も前の話ですね。
まして、貴重な予算で作った冊子ですから、興味のない人には渡したくありません。
だったら、妙高や上越に興味があって、いらしていただける可能性が高い人たちに届くようにすることが一番効果的だと私は思います。
そこで提案したのは、トキめき鉄道の通販でご注文いただいた方へ、お買い上げの商品と一緒に発送しましょうか?
もともとトキめき鉄道を通じてこの地域に興味がある方というカテゴリーには的中しますよね。
まして、トキめき鉄道に興味を持っていただいている方は、鉄道には興味があるけれど、赤倉温泉も上杉謙信も春日山も知らない人が多い。
いや、もしかして知っているかもしれないけれど、それが妙高や上越にあるということは知らないといった方が良いかもしれません。
そういう人たちに「上越地域は鉄道だけじゃないよ。沿線には良い所がいっぱいありますよ。」と知っていただくのが、鉄道をお目当てにいらしていただいた人たちに地域を歩いてもらう、あるいはせっかく来たのだからと泊まってもらうことができれば、鉄道がさらに地域に貢献できることになるわけで、そのためのツールとしてはこの2つの冊子はちょうど良いのではないかと私は考えます。
そうすれば「旅前」に整えていただいて、いらしていただける確率はかなり高くなると思いますからね。
ということで、トキめき鉄道のYAHOOショップで通信販売をご利用いただくと、出荷時にこの2冊を同梱させていただきます。
今月末には記念切符も発売になりますので、どうぞお楽しみに。
ただし、この冊子は数に限りがございます。
とりあえず200部ほどはお預かりしていますが、記念切符の通販だと200部ぐらいすぐに出てしまいますので、入ってなかったらごめんなさいということでご了承ください。
ちなみに「るるぶ」ってどういう意味か知ってますか?
「見る、食べる、遊ぶ」だから「るるぶ」なんですよね。
では「じゃらん」は?
インドネシア語で「じゃらん・じゃらん」はぶらぶらと歩きまわるという意味(らしい)。
昔、航空会社時代の先輩がインドネシア航空出身で、ちょうどこの雑誌が創刊された時に、「うまいネーミングだなあ。」と言っていたことを思い出しました。
ぶらぶら歩いて、見て、食べて、遊びましょう。
上越地域は電車ばかりじゃもったいないですよ。
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