ローカル鉄道の頑張りとは何か?

ゴールデンウィークも後半戦に入りますね。

新幹線や空港も混んでいることと思います。

私はずっと上越に居ますので世の中の状況がわかりにくくなっていますが、ひとつだけ言えることは、あれだけ東京や大阪にいる外国人旅行者が上越にはほとんどいないということでしょうか。
雪月花は別としてこの地域では外人を見ませんね。
上越だけではなくて、先週、新潟市内へ行きましたが、新潟市内でも外人の姿はほとんど見ませんでした。

正直申し上げて、佐渡金山とか、掛け声はいいのですが、では実際にどうするのでしょうかという策が聞こえてきません。
佐渡に観光客をと言ったところで、佐渡空港は890mの滑走路ですから、30人乗りの飛行機がやっと。
北海道の礼文島だって1800mの滑走路があるのに、新潟県はいったいどうなっているのでしょうか?

と、心配になります。

でもまあ、あまり言うと公務員の皆様方は具体策がない割には痛いところを突かれるのが嫌いなようですから、批判されていると言われかねませんので、私としては、外国人が居ないところが新潟県の可能性である! と申し上げることにしています。

なにしろ、あれだけ大都市圏を闊歩している外人さんがいないのですから、つまりは外人さんが来る可能性がたくさんあるのです。

上越地域、特に妙高赤倉地域はバブルの頃の別荘が行き場を失って朽ち果てていますが、尾根を一つ隔てた長野県の白馬に行けば廃墟などありません。
1泊60万円もするようなオーベルジュがあって、その地下にはワインセラーに1本30万円のワインやシャンパンがお座敷がかかるのを待っているのですから、長野県ってすごいなあと思います。

長野県には海がありません。
長野の人たちは直江津の海を長野の海と呼んでいるそうですが、海が無かったらどうするのでしょうか。
長野の人たちは海はありませんが、だったら魚を自分たちで作ってしまおうと、信州サーモンという魚を開発して養殖しています。そして、これがうまいんですよ。

と考えて、私は長野県のバイタリティーを尊敬します。

まずは自分たちで何とかする。
これ、地方創生の基本だと思います。

全国いろいろな地域を回ると、自分たちのことは自分たちで何とかすると頑張っている地域と、そうでない地域があります。
そうでない地域というのは、上を向いて口を開けて上から落ちてくるのを待っている地域。

どちらに未来があるかと言えば、私は自分たちで頑張って努力している地域に国は手を差し伸べると考えています。

ということで、今日はYAHOOニュースを書きました。

ローカル線問題についてですが、やはり、自分たちで何とかしようとしない限りは、外の人たちは手を差し伸べてくれるはずがないのです。

ローカル線を取り巻く環境は、すなわちその地域を取り巻く環境ですから、ローカル線をどうすることもできない地域の将来は、推して知るべしなのではないかと私は思うのですが。

皆様、頑張っているローカル線、頑張っている地域に、ぜひ、ご声援をお願いいたします。

ゴールデンウィーク後半戦、どうぞお楽しみください。

【YAHOOニュース】ローカル鉄道の存続運動 決め手はこれだ! 残すためにやらなければならないこと

そろそろ国際線の飛行機に乗りたくなってきた今日この頃です。

小野ちゃん、お誕生日おめでとう!