長崎県に来ています。
本日は島原鉄道に乗りました。
しあわせの黄色い列車王国です。
この鉄道は最高ですよ。
始発駅の諫早から終点の島原港まで全区間に乗って、車庫も見学させていただきました。
その後、社長様以下、幹部の皆様方と1時間ほどお話をさせていただきました。
島原鉄道は今から13年ほど前の2008年4月に南目線という現在の終点から先の区間が廃止されたのですが、その少し前の2008年2月に私は一週間ほど島原に滞在して廃止になる区間を含めていろいろと撮影させていただきました。
その時制作したDVDがこちらです。
廃止された区間はとても風光明媚なところだったんですが、まだ、ローカル鉄道が地域の資源になるとか、鉄道をツールにすれば観光客の新規開拓ができるなどという話が出る前のことで、赤字だから持ちこたえられないということで廃止されました。
当時の島原鉄道はこんなに長い路線で、昭和の古いディーゼルカーがのんびりと走るとても良い路線だったんです。
惜しかったなあと今でも思いますが、あの当時はこういう路線や車両が観光資源だなんて誰も思っていなかったんです。
この経験があったから、私は翌年の2009年にいすみ鉄道の社長に就任すると、鉄道を観光資源にできるという仮説を立てて、それを実践することで、全国のローカル鉄道が観光列車を走らせるようなきっかけになったと思っていますが、島原鉄道というところは私にとってとても想い出のある鉄道なのです。
本日は永井社長様以下、幹部の皆様方とお話をさせていただきましたが、2008年の撮影当時、営業担当で撮影のお世話をしていただいた方が次長さんになられていて、幹部の一人として再開することができました。
「昔、お世話になりましたよね。」
と申し上げたら、覚えていてくれてました。
うれしかったなあ。
島原鉄道さんもご多分に漏れず経営は大変厳しいようですが、課題は共通のものがたくさんありますから、ノウハウをシェアして、一緒に頑張りましょう。
そんなお話をさせていただきました。
島原鉄道の皆様、本日はありがとうございました。
▲13年前はこんな景色でした。今あったらすごいでしょう。そう思いませんか?
▲こちらは本日の同じ場所。
しあわせの黄色い列車がたくさん並んでいます。
コンテンツとしては使えますよね。
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