犬も歩けば・・・

いろいろなところに足を運ぶと、いろいろなものを見つけます。

コロナ禍であっても、密を避け、不特定多数が集まってお酒を飲むようなところには行きませんが、いろいろなところを歩くことが私の主義でありますから、群れることなく、一人で、マイペースで歩いています。
そうすると、いろいろなものを見つけるわけですが、今日、寄居で見つけたのがこれです。


▲八高線焼

税込み1個200円。

まだ食べてませんが、木の葉型のふわふわのカステラにチーズクリームが挟んであるケーキですね。
深谷のお菓子屋さんが作っているようですが、なぜこれが「八高線」なのかは理解できません。
でも、深谷は渋沢栄一翁の出身地ですから、八高線は走ってなくても積極的に商品化するというポリシーは感心します。
(ちょっとかすめてるか)

犬も歩けば棒に当たるということわざは、皆さんご存じのように2つの意味がありまして

1つは、余計なことをすると棒で打たれる(災難に会う)という意味。
もう1つは、積極的に行動を起こせば、幸運に巡り合うチャンスがあるという意味。

今はどちらかというと、積極的に行動を起こせば幸運に巡り合うという意味でつかわれることが多いようです。

Nothing will ever change if you do nothing.

英語だとわかりやすいですね。

この八高線焼に出会ったことが私にとって幸運なのか、それとも災難なのか。
甘党ですが、こういうものを控えなければならない立場としては微妙です。

ちなみに全く関係ない話ですが「犬が棒で打たれる」で思い出した話。

台湾の南の都市、高雄は昔は打狗(たーこう)と言って、犬(狗)が打たれると書きました。
日清戦争の後、台湾が日本の領地になり、日本人が入ってきて、「たーこう」という音から高雄と表記するようになりました。
そして、戦後、その高雄を今度は中国語で「かぉしゅん」と読むようになりました。
もともと当て字の高雄が正式な呼び名になってしまったような例は他にもあると思いますが、八高線焼でそんな話を思い出すから不思議なものです。
もう1年以上台湾に行ってないので、何かにつけて台湾に思いを馳せているというわけです。

さて、明日はどんな出会いがあるでしょうか。

毎日が楽しみであります。

木の葉で思い出しましたが、キムラヤの木の葉パンっていうのも食べてみたいなあ。