経済は回復基調のようですね。

昨日は真岡鉄道さんを訪問して、埼玉県の大宮に宿泊しました。

ちょっと良い感じのビジネスホテルでしたが、チェックインカウンターは待ち時間は少なかったものの行列ができていました。
外に出ると台風の影響で結構な雨が降っていたにもかかわらず、街中は人であふれ、お店も混雑していました。

9月の4連休の時にも戻ってきているなと感じましたが、昨日の状況を見るとかなりの回復基調だと思いました。

一夜明けて今朝はお天気も回復し行楽日和となりました。
向かったのは高崎駅。
アニメとコラボしたSL列車の出発式です。

先頭に電気機関車、一番後ろに蒸気機関車のD51が連結された古い客車の編成ですが、よく見ると車内にはアニメのキャラクターがデザインされているようでした。

私はアニメには興味はありませんがこの旧型客車に乗りたかったので、出張を計画していた時にスタッフに「SL列車取れないですかね。」と尋ねました。
まぁ、こんな時期ですからきっと空席があるだろうと考えていたのですが、調べた彼から帰ってきた答えは「社長、満席です。」

でもって台風が接近していたのできっとキャンセルが出ているだろうと、同行してくれた彼が今朝、もう一度みどりの窓口に行ってくれましたが、やはり「満席です。」

すごいなあ。

高崎駅で出発していく列車を見送ったのですが、客車の中をよく見ると、各車両同じ位置の4人掛けボックスが１～２ボックス空いているだけで、本当にお客さんがたくさん。
だいたいこういう列車は指定券だけ取って乗りに来ないマニア連中がいるものですから、この列車もそうかもしれないと思って見ていたのですが、各車両同じ位置のボックスが空いているということは、覗き込んだわけではないのでよく解かりませんが、スタッフの方々のサービス拠点用などでもともと売りに出していない座席なのでしょうから、まぁ、本当に満席だったのではないかと思います。

では、なぜ、ここまで満席なのかというと、どこかへ出かけたいという人が近場へ来ているということは確かにあるかもしれませんが、やはりアニメとのコラボ効果だと思います。

アニメキャラのヘッドマークなどを取り付けると写真写りが悪くなりますから「よせ！」という人は多くいると思いますが、大井川鉄道のトーマスしかり。
写真写りなどどうでも良いのです。
列車が満席になって、乗っている人たちが楽しければそれがこういう列車を走らせる目的ですから。

ということで後続の電車で追いかけた横川駅。

こうやって撮れば、ヘッドマークも写らずに自然体でしょう。

さて、横川駅に到着して向かったのは鉄道文化村。
でも、入口でめげました。
その理由は入場券を買い求める人の長蛇の列。
聞けば50分待ちとのこと。
係員のお兄さん、「最近ではこんなことなかったんですけど。」とうれしい悲鳴。

その場であきらめた私たちは駅前のベンチで釜めしを食べた後、路線バスで軽井沢へ。

予定外の軽井沢なのですることがないから旧軽まで歩きましょうかと、プラプラ歩いてみましたが。

こちらも観光客でごった返している状況。
カレーパン屋さんもお蕎麦屋さんもチーズ工房も、お目当てのお店は皆行列ができる大繁盛でした。

驚きましたねえ。

完全に回復しているとみてよいでしょう。

海外旅行には行けませんから、皆さんとりあえず近場で楽しみたい。
そんな感じですね。
台風の余波が残るお天気でしたが、電車などが計画運休にならなかったので、予定通り出かけてきたのでしょうね。

Go Toの効果も大きいと思いますが、まぁとりあえずは良かったのではないでしょうか。

ところで、今日のトキ鉄はどうだったのかな。

この流れに乗り遅れないようにしなくてはいけませんからね。