鉄印の旅がスタートします。

全国の第3セクター鉄道が加盟する第3セクター鉄道協議会が昨年から計画していました「鉄印帳」が出来上がりまして、本日プレス発表が行われました。

これは全国40社の第3セクター鉄道にそれぞれ用意された御朱印ならぬ「鉄印」を旅行しながら集めて回る企画で、まずこの鉄印帳(2200円)を各鉄道でご購入いただきまして、各社1か所の駅にて鉄印を記帳してもらうもの。
鉄印帳の中にどの鉄道がどこの駅で対応しているかが書かれていますので、実際に列車に乗ってその駅へ行って集めていただくことで、全国を旅しようというものです。

ルールは鉄印帳を購入すること。
列車に乗って行くこと。
鉄印を300円で購入すること。

ぐらいでしょうか。

列車でいらしたことを確認するために、鉄印をお求めになる際には駅の窓口でその駅までの乗車券、あるいは1日フリー切符などをお持ちであることを確認させていただく儀式があります。

鉄印は駅の窓口で肉筆で書くのは無理がありますので、あらかじめ和紙のような紙に印刷されたものをご購入いただき、ご自身で指定の箇所に貼り付けていただくスタイルになります。

鉄印帳はこの企画のために用意された特別の台帳のようなもので、全部の路線を回るとコンプリートするスタイルです。

久しぶりですね。
こういう全国企画は。
国鉄時代にチャレンジ20000㎞というのがありましたが、それ以来でしょうか。
JRになってからはこのような全国共通の企画ができなくなりましたから、若い皆さんにしてみたら新鮮味もあって面白いのではないかと思います。

本日の発表会で並ぶ三陸鉄道の中村社長さん(中央)、日本旅行の堀坂社長さん(右)、読売旅行の坂元社長さん(左)。

40社ですから、2~3年かけてじっくり回ってみる価値があるコロナ明けにふさわしいチャレンジ企画ではないでしょうか。

皆様どうぞ全国の第3セクター鉄道を回る旅行をお楽しみください。

(写真は三陸鉄道の中村社長さんのFBページをシェアさせていただいたものです。)