Tomorrow is me.

在宅というか、自粛といいますか、皆さん、家に居るとなんだか変な時間に昼寝をしてしまいませんか?

私は夕方うとうとどころかベッドで横になったが最後、真っ暗くなるまで寝てしまいました。
そして、そんな時間に寝ると、当たり前ですが、熟睡していませんから変な夢を見る。
どういう夢かは起きると思い出せないのですが、何か後味が悪い。

まあ、そんなもんでしょう。

で、起きてからふと考えたのです。

100年前のスペイン風邪。
1918年から1920年にかけて、3年間流行ったそうです。
それも、春になると止まって、冬になると流行するという形で3年間。
合計で38万人が亡くなったそうです。
日本でですよ。
明治時代に流行したコレラでは37万人がお亡くなりになったとのこと。

それから比べると関東大震災は東京だけですから被害は小さく、それでも10万人が亡くなりました。
その後、第2次世界大戦で兵隊さんや市民も合わせると300万人が亡くなっているそうです。
全部日本人の数字です。

リセッションではないですが、日本の歴史の中で過去100年程度でもこれだけの人たちが命を落としています。全国的な災害などを合わせると、あと数万人増えるかもしれません。

そして、気づいたのは、今生きている私たちの祖先は、これらの災難を生き抜いてきているということです。
祖先と言っても、そんなに昔ではありません。
おじいさん、おばあさんか、その親たちぐらいの人たちです。

そういう人たちが何度も何度もやってきた災厄の中で、命を落とさず生き抜いてきている。

これ、事実なんですね。

だから、今、私たちがこうして生きているのです。

だとしたら、私たちも病気にかかって命を落とすようなことはあってはいけないと思います。

せっかく生きているのですから、このありがたい命を大切にしないといけません。

田舎の町ではゴールデンウィークに県外ナンバーの車がやってくることを嫌って、県境でよそ者かどうかをチェックしたり、あるいは、駐車場に停めてある車のナンバーを調べたりしている人たちがいるそうですね。
病院関係者やトラックドライバーなどの物流関係者など、今の時代にとてもありがたいお仕事をしている人たちに向かって、ひどい言葉を投げつけたり、差別的な扱いをしたりする人たちもいると聞きます。

やめた方がよろしいのではないでしょうか。

自分たちは安全地帯にいるとは限らないのですよ。
人生至る所青山あり。

何かあって立場が逆転したら、助けてもらう立場になるんですから。

Today you , tomorrow me.

みんなお互い様。
明日は我が身なのであります。