直江津駅に通学生のための自習室ができました。
場所は駅のホームです。
直江津駅に3本あるホームのうちの真ん中、3-4番ホームの中ほどに通学生の皆様方が列車の待ち時間の間にご利用いただける自習室を作りました。



直江津駅は共同使用駅という形になっておりますので、トキめき鉄道と北越急行、JR信越線で通学されていらっしゃる生徒さんがご利用いただけます。
トキめき鉄道では明日、4月1日から運賃改定が行われますが、これを機会にご利用いただく皆様方に何か利便性の向上になることができないか。そう考えたのですが、通常は列車本数を増やしたりするのでしょうけど、列車本数はJRだった頃より増えておりますので、その他の点で何かできることはないか。トキめき鉄道の最大の顧客は通学生の皆様方ですので、彼らのために何かお役にたてることをと考えまして、ホームに自習室を作りました。




明るく清潔で、コンセントもたくさん取り付けました。
最近の生徒さんたちはスマホを使って勉強していますから。
直江津、高田地区は高校がたくさんあって、皆さん優秀な生徒さんが多いんです。
そういう生徒さんがトキ鉄の自習室で一生懸命勉強していただいて、やがてこの国を背負って立つ人物になって行けば、立派になったのはトキ鉄のおかげだと思っていただけるでしょうから、きっと鉄道に対して優しい国になるのではないか。
20年も30年もかかる壮大なプランでありますが、私の社長としての目論見であります。
自習室を作ったからといって売り上げに貢献するものではありません。
会社の決算書上にプラスになるものでもありません。
じゃあ、なんでそんなことをするんですか?
そういう疑問をお持ちの方も当然いらっしゃるでしょうね。
でも、私は商売というのは目先のお金を追いかけるだけのものではないと思います。
もちろん運賃改定をさせていただく罪滅ぼしで作ったのでもありません。
そういうことじゃなくて、長~い目で見て皆様方のお役にたつように。
そして日本の国のお役にたてるように。
そういう仕組みがあったっていいじゃないですか。
なぜなら鉄道というのは社会インフラだからです。
もっと鉄道を長~い目で見ていただきたいと思います。
学校生徒の皆さん、一生懸命勉強して、立派な大人になってください。
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