現在北陸新幹線の長野-上越妙高間が運転できない状況になっていますが、JRの発表によると25日に開通するとのことです。
【迂回ルートその1】
不通区間が開通するまでの間、東京方面から富山、金沢方面へは上越新幹線-北陸新幹線という乗継で旅行することが可能です。
上越新幹線の長岡駅から北陸新幹線の上越妙高駅まではJR信越本線からえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインに直通する特急「しらゆき」が上越妙高駅でベストのタイミングで接続しています。
特急列車ですので、座席指定も可能ですから、迂回ルートとしては利用価値大です。
▲直江津駅から長岡方面へ向かう特急「しらゆき」(10月8日撮影)
▲迂回ルートとして便利な「しらゆき」。ふだんは空いていますが、このところ混雑が激しくなっています。(10月15日撮影)
4両編成のうち2両が指定席ですので、迂回乗車される場合は指定席のご利用をお勧めいたします。
【迂回ルートその2】
北越急行ほくほく線の列車が臨時ダイヤで運転区間を延長し、接続が便利になっています。
乗り換えは上越新幹線の越後湯沢駅。
かつて、北陸新幹線が開通する前までは越後湯沢乗り換えで、特急「はくたか」が走っていましたが、そのルートで北陸新幹線の上越妙高、あるいは糸魚川へ接続するコースです。
このコースが最短ルートです。
北越急行が乗継がわかりやすい時刻表を発表しています。
▲東京から富山、金沢を結ぶ北越急行線経由の乗継時刻表。
詳細については 北越急行ホームページの接続ダイヤ(PDF) にてご確認ください。
【迂回ルートその3】
北陸本線の不通区間を在来線で結ぶルートです。
しなの鉄道の北しなの線と、えちごトキめき鉄道の妙高はねうまラインとを妙高高原で乗り継ぐルートです。
▲下り 東京方面から富山、金沢方面へ
▲上り 金沢、富山方面から東京方面へ
北陸新幹線が開業する前までは信越本線だった長野-直江津間の並行在来線ルートです。
妙高高原では同じホームで、数分の乗り継ぎ時間で接続できます。
しかしながら、東京から長野までの新幹線と、上越妙高から金沢方面の新幹線の両方共が暫定ダイヤで間引き運転されているため本数も少なく、ビジネス旅行の方にはあまりお勧めできるルートではありません。
ただし、今の季節は晴れていれば善光寺平から妙高山の景色が素晴らしい区間ですので、ビジネスのお客様ではなく旅行者の方へは一番のおすすめ路線です。
詳細は えちごトキめき鉄道 ホームページ 迂回ルートについて にてご確認ください。
なお、臨時列車の運転につきましては予告なく変更となる場合がありますので、ご利用の際には各社のホームページにて再度ご確認くださいますようお願いいたします。
皆様それぞれのご旅行目的に合わせて、1~3のルートをご利用ください。
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