14日の晩にカケス団長をはじめいすみ鉄道応援団の皆様方に、「新潟へ行って、早く俺たちみたいなバカ者を見つけるんだぞ。」と言って送り出されてわずか2日。
出会っちゃいました。
新潟上越のバカ者たちです。
よそ者、若者、バカ者と言われますが、彼らは皆さん地元の方々です。
一度ご挨拶がてらお会いしたいんですけどと連絡をいただきましたので、「いつでも良いですよ。」とお返事をさしあげたところ、「では、28日はいかがですか?」と言われました。
ずいぶん先ですよね。
私はせっかちなので、「明日の晩空いてますよ。」とお返事をしたところ、「えっ?」となりまして、「それでは」ということで大雨の昨夜、上越市の皆さんが急きょこれだけ集まってくれました。
新幹線の上越妙高駅前にある「フルサット」という輸送用コンテナを利用した商店街にて。
ここは面白いです。
地元の若者たち・・・と言ってもほとんどの皆さんが40代以上ですが、トキ鉄を盛り上げていこうと実際に動いてくれている「仲間たち」。
大きな資本はかけられないけれど、とにかく地域を盛り上げるために動き出そうと作り出したのがここフルサット。
上越妙高は新幹線の駅ですが駅前に何もないんです。
ホテルが1件あって、そのホテルに泊まった人たちは夜どうしてるんだろう。
そう心配してしまいますが、ここフルサットに来れば何とかなる。
そういう場所を地元の若者たちが作り出しているんです。
それもコンテナの商店街ですから屋台村のようなものです。
これは面白いですね。
そして、彼らとこれから一緒になってトキ鉄を盛り上げていくことを考えると、なんだかわくわくしてくるのです。
ローカル線の運営に関してああしろ、こうしろという人たちがたくさんいます。
良かれと思ってでしょうけど、いろいろご提案をされる方がたくさんいます。
でも、皆さんほとんどが机上の空論なのです。
なぜなら、自分でやるという前提がないから。
「私はこう思います。あなたがやってください。」
ですから。
でも、ここにいる彼らは、すでに自分たちで動き始めている人たちです。
私はそういう人たちと一緒に活動して行きたいなと思います。
彼らは自分たちを「マイノリティー」だと自嘲しています。
でも、マイノリティーというのは少数派です。
そして、リーダーシップを発揮するのは常に少数派の人たちです。
いすみ鉄道応援団の掛須団長も少数派です。
マジョリティー(多数派)には世の中を変えることはできませんからね。
そんなことを考えさせる仲間に出会った日でした。
皆さんこれからよろしくお願いいたします。
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