今日はいすみで稲刈り体験がありました。
いすみ市の「田んぼオーナー」の方々の収穫体験です。
私はいすみ市から連絡をいただきまして、「いすみ大使」として参加させていただきました。
農家の方から説明を受けて、いざ出発です。
ゴールデンウィークに「田植え体験」をした田んぼです。
オーナーの方々は6月末に草取り体験をして、今年3度目の田んぼ。
1年に3回も同じところに来ると、自然とその土地に親しみが持てるようになりますね。
こんなちびっ子の時に体験したことは、おそらく一生忘れないでしょう。
案山子もお出迎え。
ゴールデンウィークに田植えした同じ田んぼがこんなに実りました。
いすみのお米はとてもおいしいお米です。
特に新米は最高です。
でも、おいしいお米は全国どこにでもあります。
だって、全国の農家の皆様方は、一生懸命努力して、おいしいお米を作っているわけですからね。
じゃあ、どうやって食べてもらうか。
今問われてるのはその部分です。
美味しいものを作れば売れるわけではありません。
良いものを作れば売れるわけではありませんから。
モノづくり日本の意外な落とし穴かもしれません。
じゃあどうするか?
それがブランド化です。
こうして体験してもらって、収穫したお米でおにぎりを作って食べたら「思い出に残る美味しさ」でしょう。
そうすれば、いすみがとても身近に感じてくれるようになりますし、いろいろなお米の中から「いすみ米」を手に取ってくれるようになるでしょう。
小さな子供たちに体験してもらうことで、将来につながっていく。
とても気の長い話ですが、そういう時間をかけた「仕込み」が田舎のブランド化には必要だと私は考えます。
だって、今日体験した子供たちは50年経っても覚えていますよ。
お父さん、お母さんと田植えや稲刈りをやったこと。その後食べたおにぎりがおいしかったことを。
50年経ったら私たちはいないんですからね。
これが将来へつないでいくことだと思います。
ローカル線の体験も同じなんです。
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