今日は岩手県の宮古から北海道の室蘭までフェリーに乗りました。
宮古港朝9:20発 室蘭港19:25着
台風が三重県に上陸したニュースが伝わってきましたが、おかげさまで海は凪。
のんびりとした船旅を楽しませていただきました。
せっかくの船旅なので特等船室を奮発。
2人部屋で1人の料金は15000円。
キャンペーン割引で9000円でした。
一応規定では混雑している時には相部屋になりますよと書いてありましたが、相部屋になるぐらいならもう一人分買いますからと事前にフェリー会社に電話したところ、「空いてるから大丈夫ですよ。」と言われまして、今日船に乗りましたら、やっぱりガラガラでした。
なぜ特等を奮発したのかと言えば、私の世代は多分他の人もそうだと思いますが、船というのはいざという時のために救命ボートが搭載してあるのですが、救命ボートというのは特等と一等の人の分しかなくて、二等の人はボートには乗れなくて救命胴衣だけしか用意されていないと大人たちから言われていましたので、船に乗る時には特等か一等というのが私の決まり事なのです。
飛行機は落ちる時は皆同じですが、船の場合はそうではないと、昔の大人たちが言っていたのです。
考えてみれば昔の人たちは皆さん戦争経験者ですから、そういう話もまんざら都市伝説ではなかったのではないかと思いますが、今の船はそんなことはないでしょう。
今日の船旅も実に快適でございました。
7000トン級の船にお客さんは50人ぐらいでしたか。
とにかく船の中はガラガラ。
これも快適な要因かもしれませんが、輸送事業者的には心配になりますね。
昔街道筋のドライブインによく見られたオートスナック。
自動販売機が並ぶ無人の空間です。
もしかしたら自販機の「うどん」があるかもしれない。
そう思って探しましたが、さすがに「うどん」はありませんでした。
でもよく見ると台湾飯なんてのがありましたので、思わずチョイス。
それともう1品は熱田のホルモン。
冷凍でチンするタイプですが、これならロスも出ませんし、経費的にも助かりますね。
で、問題はお味ですが・・・
これ、マジウマでした。
ビールが1本では足りません。
でも、フェリーですからドライバーの皆さんが乗っています。
だから、船内ではビールは出港直後のほんの一時、対面で売っているだけで、追加のビールは買うことができませんでした。
この船には展望大浴場もあって、写真はありませんが、ほとんど貸切状態でのんびり入って、お部屋でビールを飲んで、昼寝をしていたら10時間はあっという間でした。
こういう移動手段も良いですね。
ということで、夕暮れの白鳥大橋をくぐって定刻の19:25より10分ほど早く、室蘭港に到着いたしました。
先週は煙分補給でしたが、今週は正真正銘の塩分補給。
実に快適な北海道上陸への旅でございました。
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