また不祥事がありましたね。
副操縦士の飲酒問題。
ステイ先で生ビール10杯飲んで、翌日乗務前のアルコール検査に引っかかってアウト。
会社側はパイロットの24時間前飲酒禁止令。
そこまで言わないとだめですかねえ。
まるで幼稚園生のようですね。
馬鹿みたい。
それも去年の暮れに同僚がロンドンで逮捕されて禁固刑くらって、会社を懲戒解雇されているのに。
今回の日本航空だけでなく他社もみんな同じような「事件」を起こしていますから、やっぱりパイロットという人種は馬鹿なのでしょうか。
最近の飛行機は性能が良くなっていますから、多少「ボーッ」と生きてるような連中でも運転できるんでしょうね。
とはいえ、根が深いものを感じます。
パイロットって飛び立っちゃえば自分が天下取ったようなものですから、独立志向の強い人が多い。
だから、会社の言うことなどあまり気にしていない人もいるとは思いますが、なぜ酒を飲むかというと、やっぱり飲まなきゃやってられないところがあるのではないでしょうか。
つまりそういう労働環境下におかれている可能性があります。
なぜなら、会社を問わず、国内外を問わず、飲酒問題は発生していますから、つまり同じような何か共通する原因があると考えるのが自然なんでしょう。
簡単に言うと、飲まなけりゃやってられないとは、つまり睡眠でしょうね。
時差がひっくり返って昼夜逆転していたり、朝出勤、夕方出勤、夜出勤があったり。
そういう時の体調コントロールをどうするか。
乗務パターンが以前にも増してきつくなってきているとか、現地2泊だったのが1泊にされちゃったりとか。
大の大人が会社のせいにするのもいただけませんが、根本的なところにメスを入れないと。
そして、副操縦士に多いというのも気になりますね。
機長から受けるプレッシャーもあるかもしれないし、組合員であるという甘えもあるかもしれないし。
まあ、いずれにしても日本人はお酒に甘い部分もありますから。
ところで、飛行機ってどれだけ飛んでいるか知ってますか?
本日21時過ぎの日本上空です。
1時間前の20時だともっと多いですよ。
東南アジアに目を向けると、こんなに飛んでるんです。
LCCがもっと飛行機を増やす傾向にありますから、パイロットはまだまだ足りない。
そして、これだけ飛んでいても、酔っ払って運転できるんですから、ボーッと生きてるやつでもパイロットになれる。
そう考えると、ちょっと恐ろしい気もしますが、だとしたら早いとこAIが発達して、自動運転できる日が来ることを願いたいですね。
そうすればヒューマンファクターはなくなりますから。
その日までは幼稚園児が運転する飛行機に乗る以外に方法はないと思います。
そこに新幹線の活躍する場があるかもしれません。
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