昨日今日のYAHOOニュース。

この土日はのんびりとお休みをいただいておりますが、元来のんびりとしている性分ではありませんので、先日のブログを引き継ぐかたちでJRの車内販売廃止について思うところを書いてみました。

おかげさまで現時点で昨必書きました
車内販売廃止で見えた今も残る国鉄のDNAは本日ランキング4位になりました。

正直申し上げて私は車内販売はあまり利用しませんのでなくなったとしても大したことはないと考えておりますが、効果のあるテコ入れをすることなく廃止してしまおうと安易に決断する姿勢がどうも気になるのです。

ということで、お時間の許す方はぜひご一読ください。

まあ、クリック数が増えたからと言ってドーンと原稿料が入ってくるわけではありませせんが、楽しい特急列車の旅がどんどんダメになっていく。
JRのやり方を放置しておけば、このままでは鉄道の旅が次の世代に続かないという危機感がありますから、自分にできることはこういうことなのかなあと考える次第です。

「車内販売の一斉廃止で見えた今も残る国鉄のDNA

「JRの車内販売」 売ろうと思うから売れない。どうせ売れないならタダで配ってしまえ。

さてさて明日25日は「キハ52クラウドファンディング」≪シェア祭り≫

キハ52クラウドファンディング≪シェア祭り≫

皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

1 個のコメント

  •  >効果のあるテコ入れをすることなく
     >廃止してしまおうと安易に決断する姿勢がどうも気になるのです。

    鉄道マニアではないのですが、北海道に限らず鉄道と並走する高規格の高速道路を造るだとか
    物流や交通網の要不要、全体像を共有することなく、国交省や自治体が各々に勝手な計画を立てて
    社会資本である鉄道を安易に廃止している現状に疑問を持ちます。
     「JR北海道をつぶすの誰だ 会社もグループもみんな逃げた」
      福井洋平(AERA)2017.4.7
    ttps://dot.asahi.com/aera/2017040500077.html?page=1

    たまたま、昨日、朝日新聞の名古屋本社13版
    『観光と鉄道の旅 2』(経済 5頁):2月24日付記事で
    須田寛・JR東海相談役が、ローカル線を自画自賛している雑文を目にしました。
    以下に採録すると――
    (先略)
     >名松線(めいしょう)とは紀勢線の松坂駅(三重県松阪市)から西に進み、
     >伊勢奥津(おきつ)駅(津市)までの43.5㎞の路線を言う。
    (中略)
     >国指定の史跡「多気北畠氏城館跡 霧山城跡」や名勝「北畠氏館跡庭園」など
     >観光名所も点在する。地元の住民も大切に守ってくれている。(中略)
     >地域に密着したぬくもりのある路線であることは、JR東海の中でも際立っている。
    (後略)
    しかし、この地域はもともと大和朝廷以来、
    特に伊勢神宮と京都を繋ぐ要衝であり、北畠氏の以前は伊勢平氏の本拠だった地域。
    それにもかかわらず、京都-津(≒90km)は乗り継ぎが悪いと3.5hも要します。
    三重県が、JR西日本と東海をまたぐという事情はあっても、
    大阪-東京間の”不労所得”で大儲けしているJR東海が複線化を放棄して、
    一時間に一本以下の路線を、管内屈指の”地域密着”だの”ぬくもり”と形容して等閑視することは
    新しい需要の掘り起こしどころか、積極的に観光資源や歴史遺産を毀損する行為と言って差し支えない。

    こうした無学な経営者が地域の”経済人として”
    新聞の寄稿を依頼されて殿様商売をやっていることに驚きを禁じえませんが、
    昭和の発想で停止した旧弊が温存されることは、人口減少を前にした日本においては
    もはや、経済的な損失だけにとどまらないと映ります。
    その点で、今後もこうした問題について、鳥島さんの継続した意見提起を期待いたします。
    長文ご容赦。