それでも「昔はよかったんだぞ」と言うおじさん。

「昔はよかったんだぞ」といくら言ったところで、現状は何も変わりません。

 

きちんとした戦略を持って、これからどうしたらよいか。どちらの方向に向かっていくべきなのか。

そういうことを論じないと、世の中をどうすることもできないんですね。

 

でも、意外と若い人たちって、おじさんたちから「昔はよかったんだぞ」と言う話を聞いてみたいところもあるんじゃないかなあ。

 

だって、私が自分の父親ぐらいの年代の人たちから、「大網を出ると汽車が坂道を登れなくなって大変だったんだぞ。」なんて話を聞くと、子供のころわくわくしましたからね。

 

先日お仕事で京王線の沿線に行きました。

 

ああ、懐かしいなあ。

学生時代によく乗ってたからってのはもちろんだけど、そのもっと前、小学生のころ、そういえば京王線の写真を撮りに来た。

あの場所は今どうなっているんだろうか。

 

そう思いましてね、お仕事終わって帰り道。途中下車して、記憶を頼りに、同じ場所へ行ってみました。

 

▲京王線 北野 2019年

 

▲京王線 北野 1972年

 

今は高架線になって当時の面影はありません。確か当時のホームは木造でした。

 

 

▲京王線 聖蹟桜ヶ丘 2019年

 

▲京王線 聖蹟桜ヶ丘 1972年

 

もしかしたらホームの架線柱は変わってないかも。

 

もう47年も前なんですね。

板橋区の小学校6年生のガキが、カメラ持って京王線のこんなに奥の方まで行ってたんですよね。

 

こういう写真見るとなんとなく理解できるでしょう。

 

「昔はよかったんだぞ。」と言うおじさんの気持ちが。

 

こんな稚拙な写真だって、有ると無いとじゃ大違いですからね。

 

若い皆さんも、何十年か後に「昔はよかったんだぞ。」と言った時、後輩たちに信じてもらえるように、今からいろいろ仕込んでおきましょう。

1 個のコメント

  • >もしかしたらホームの架線柱は変わってないかも。
    構造材の型は 同じように見えます。
    ところで 架線柱や電柱には 建植された年月を記載した札が
    取り付けられていることと 思います。
    手近なところで 確認されてはと思います。