FACEBOOKではすでにお知らせいたしましたが、本日の読売新聞に掲載していただきました。
ありがたいことです。
地方版ではなく、全国版の政治面に載せていただきましたので、北海道から九州まで、また、遠くは台湾から「読みましたよ。」というメッセージをいただきました。
地方には素晴らしい宝が眠っています。
私は日本の田舎には石ころは落ちているとは思っていません。
落ちているのはすべて宝石の原石です。
それを石ころではなくて宝石の原石と気づくことができるかどうか。
宝石の原石と気付いたら、しっかりその原石を磨くことができるか。
そして宝石に仕上げることができるかどうか。
こういう作業をしていくことが地方創生だと考えています。
例えば、いすみ市には特産品の伊勢海老があります。
でも、伊勢海老を茹でたり焼いたりして醤油を付けて食べるだけでは、宝石の原石を磨いたことにはなりません。
都会で切磋琢磨しているシェフや料理人、あるいはソムリエ、百貨店などの専門家が集まって、その特産品の伊勢海老をどうやって磨いていくか。
これが求められていて、いすみ市が現在掲げている「サンセバスチャン計画」というのは、つまり、そういうことなのです。
新鮮な魚に恵まれているということは、海のない地域に比べたらとても有利なことです。
でも、わさび醤油をつけて食べるだけでは磨いたことになりません。
だからといって地元の人に磨けといっても、なかなかスキルに恵まれません。
新聞記事中に書かれている都会の企業とタイアップしてというのはそういうことです。
昨年暮れには東京の百貨店、高島屋で「いすみ鉄道おせち」が販売されました。
こうやって東京の企業に参加していただくことで、地域の特産物が磨かれていくと私は考えます。
これがブランド化です。
そして、ローカル鉄道が走っているところは、そういうブランド化はやりやすいのではないでしょうか。
なにしろ、一生懸命お願いしても来てくれないテレビドラマやマスコミが、ローカル線があると向こうから来てくれるのですから。
湿った薪にせっかく火を灯したのですから、この地方創生の時代にその火は消すべきではないと思います。
でも、田舎の人たちはどうしてよいかわからないし、火が灯っていることすら気がつかない場合もあります。
そういう時に、国がしっかりサポートしてほしいというのが私の考えです。
というような内容が、インタビュー記事です。
詳細につきましては画像を拡大してお読みください。
お読みいただきました皆様、ありがとうございました。
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