今日、12月14日は何の日ですか?
昭和50年の今日、12月14日、室蘭本線で蒸気機関車が引く最後の旅客列車が運転された日です。
室蘭本線の225列車、室蘭発岩見沢行きの最後の列車の先頭に立ったのは、今、大宮の鉄道博物館に保存されているC57135。
東京の中学生だった私はもちろん乗りに行くことなどできませんでしたから、時刻表を見ながら、「今頃走っているんだなあ。」と遠い北の大地に思いを馳せることしかできませんでした。
あれから42年。
あっという間に時間が過ぎて、私も還暦が近くなってきましたが、室蘭本線をC57135が最後に走ったのが今日だなんてことは、私のような50代後半以上の人じゃないと、若い人は誰も知らない時代になってきましたね。
古い人間になったということでしょうか?
というような話をFacebookでしてみたら、由利高原鉄道の春田社長さんがすぐにコメントをくれました。
「私も古い人間なのですかね。山鹿流の陣太鼓にのる赤穂浪士の討ち入りを真っ先に思い浮かべました。」
ああ、こりゃまた古いですねえ。
昭和どころの話ではありません。
私よりももっと古い人のようで、うれしくなりました。
どうやら、一口におじさんと言っても、世代の隔たりがいろいろな所であるようです。

昭和50年4月。室蘭本線追分。
苫小牧から追分まで乗った列車は最終列車となったのと同じ225列車。
この時の機関車はC57ではなくてD51でした。
この8か月後に、国鉄線上から蒸気機関車は姿を消したのであります。
本当に40年なんかすぐに経っちゃうものですね。
今夜は風邪気味で喉が痛く、声がかれていますので、喉をいたわるようにビールを飲んで、早寝しようと思います。
明日は獨協大学で先生をやります。
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