毎年恒例ではありますが、6月は2回台湾出張がありまして、さきほど2回目の出張から戻りました。
1回目は1週間ほど前、台湾の鉄道記念日に当たる「鉄路節」の式典への出席です。
姉妹鉄道締結をしている鉄道会社が、日本からもたくさん訪れて、おそらく、日本でもこんなに鉄道会社の人間が一堂に会するなんてことはないだろうと思われるぐらい大きな式典になりました。
▲式典前日の親睦会でご挨拶される台湾国鉄の鹿局長様です。
▲真ん中にいらっしゃるのは銚子電鉄の竹本社長さんです。
▲鹿局長さんを囲んで。
日本の鉄道会社の偉い人がたくさんいますが、誰かは書きません。
由利高原鉄道の春田社長さんもご機嫌です。
実は、この時私具合が悪くてお酒が全然飲めませんでしたので、同じテーブルの春田社長さんが私の分までみんな飲んでくれたんです。(笑)
春田さん、ありがとうございました。
▲翌日の式典。
今年は130周年記念です。
いすみ鉄道から運転士さん2人も同行しました。
左はCIの松井さんです。昔から私の弟分ということになっております。
▲大講堂のお席にはご招待いただいた鉄道会社の名前が。
銚子電鉄さん、おめでとうございます。
さて、この式典出席は往復を入れると4日間のコースでしたが、私は他の行程を同行スタッフに任せて、台北1泊でとんぼ返りしまして、この週末再訪してまいりました。
今度は、これまた恒例の交通新聞社の鉄道ダイヤ情報編集長といすみ鉄道社長がご案内する「台湾鉄道三昧の旅」。
日本の鉄道ファンの皆様方に少しでも台湾の鉄道の良さを知っていただき、交流を深めることが目的の旅で、今回で第9回目。
今回も25名様をお連れして鉄道三昧の旅です。
季節がら、あいにくの空模様でしたが・・・
そんなことは関係なしに皆様こんな感じで撮り鉄、乗り鉄。
復興号という、わざわざ古くて遅い列車に乗って、特急列車通過待ちの駅で数分停車と聞いてはこんな感じで撮影です。
一番安い列車で一番充実できる特技をお持ちの方々です。
そして、本日はこの旅のメインイベント。
数年前に引退して保存車両となっているDR2700形というディーゼルカーの3両編成を、地元台湾の鉄道ファンのグループと共同で貸切して花蓮から台東までのんびり6時間の旅のお楽しみです。
いすみ鉄道の名前が書かれた特製ヘッドマークを付けたDR2700形に皆さん群がっております。
そして皆で記念撮影。
この車両は1966年に日本の東急車両で製造されたオールステンレス製の車両。
「光華号」という当時の台湾の花形列車に使用された車両です。
日本製ですから、なんとなく懐かしくないでしょうかねえ。
伊豆急の100に顔が似ているという人もいましたが、わたし的には設計や製造の経緯から、やはり私の大好きなキハ35形の900番台車に見えてしまうのであります。
房総の各線の試験的に投入された試作車ですので、興味のある方はどうぞお調べください。
台湾人の鉄道ファン(鉄路迷)は家族で楽しんでいます。
この車両は乗ろうったって乗れませんからね。
この鉄道三昧ツアーならではのお楽しみです。
もっとも私は明日仕事なものですから、花蓮駅で発車を見送って、今回もまたわずか1泊で帰国。
でも、せっかく姉妹鉄道締結していただいているのですから、こうやって日本からお客様をお連れして、個人旅行では経験できないような旅をしていただくことも、大切なのではと考えております。
2週連続で1泊の台湾出張ですが、航空会社出身の身としては、別に何とも思わず、淡々とお仕事をこなしているのであります。
それにしても、皆様方の笑顔が何よりの成果ですね。
今頃皆様方は高雄の夜をお楽しみのことでしょう。
私は明日は大多喜へ出勤です。
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