昨日、黒木瞳さんとラジオの対談を終わって家に帰ると、カミさんが
「黒木瞳さん、どうだった?」
と聞いてきました。
「うん、さすが芸能人だね、きれいな人だったよ。」
そう答えました。
黒木さんはきれいな女優さんで、それも私と同じ昭和35年生まれですから、「すごいなあ」と思うんですが、私には特に感情にさざ波が立つようなことはありません。だから、素知らぬ顔でそう答えたのですが、カミさん的には私に何かリアクションを期待していたのが拍子抜けした感じでした。
そういう時には、すかさず彼女はこういうのです。
「やっぱり、竹内さんじゃないとダメ?」
彼女がいう竹内さんとは女優の竹内結子さんのこと。
どうも気になる存在のようです。
私の女性遍歴を申し上げるとすると、やっぱり最初は南沙織さん。
「早春の港」のレコードジャケットに惚れました。
次が百恵ちゃん。
良いなあと思ったのはやっぱりレコードジャケットなんですが、「冬の色」。
ほとんど同時に片平なぎささんが好きになって「純愛」で、
キャンディーズやピンクレディーは全く興味なし。
危なっかしいアイドル歌手から女優に転向した風吹ジュンさんの、その危なっかしさに惹かれてしまい、今でもテレビに出たりすると「いいなあ」なんて思ったりしてしまいます。
まあ、引退までは百恵ちゃんが長かったんですが、蒸気機関車が消えて、百恵ちゃんが消えて、当時は「ああ、俺の青春が終わった。」と思ったものです。
その後は、いろんな女優さんを見ても何にも思わず、ファンにもならず、追っかけもせず。
一時期キョンキョンが可愛いと思いましたが、裏小泉で興ざめして。
成田空港で働いていましたから、いろんな人を見ましたよ。
マドンナもスパイスガールズもエンヤもデミ・ムーアーも、日本人の女優さんもたくさん見ましたが、どうも今一つ。
なかなか私の琴線に触れる女性が現れなかったんです。
そんなある時、山陽新幹線の駅に貼ってあるポスターに目が留まりました。
一瞬ドキッとしたんです。
今から10数年も前の話ではありますが、そのポスターが竹内結子さんでした。
「へえ、きれいな人だなあ。」
素直にそう思ったわけです。
家に帰って、その話を、何かのついでに思い出した時にカミさんにしました。
「あのさあ、竹内結子さんって女優さん、きれいだなあって思うんだけど。」
私はカミさんに、例えばAV女優さんでも、きれいな人がいると話をするのですが、そんな時、カミさんはたいてい
「おっぱいが大きいから好きなんでしょう。」などと笑っているのですが、
この時もそんな感じで話したつもりだったのですが、私が竹内結子さんの名前を口に出した途端にカミさんの顔色が変わったんです。
「あんな女のどこがいいの?」
私は「????」「・・・・」って感じでした。
結婚してから30年以上経ちますが、まあ、いろいろな話をカミさんとするわけでありますが、もちろんどんな芸能人が好みかということも話をします。今まで、特にどうってことなかったんですが、竹内結子さんに限っては「キッ!」となったのです。
だからそれ以来私の口から、彼女の名前を出すことはなくなりました。
カミさんがどういうわけか竹内結子さんに対抗意識を燃やしているようですが、そんなことを煽って波風立てたところで、私にとって何の得にもなりませんから、彼女が結婚しても、子供を産んでも、離婚をしても、大河ドラマに出ても、CMに出てるのを見ても、私からは一切彼女の名前を出さないようにしているのですが、昨日、黒木瞳さんにお会いして対談して帰ってきた時、私が黒木さんにあまり興味がないそぶりを見せた途端、竹内結子さんの名前が出てきたのですから、私としては心中穏やかではない。
いや、心中穏やかではないのはカミさんの方なのですが、私としてはその理由を確かめることもできないまま、「????」状態が続いているのです。
というのが、私の女性遍歴でありますが、今夜は何を言いたいのかというと、今度の日曜日、10月9日は、国吉駅前の苅谷商店街で、「みんなでしあわせになる祭り in 夷隅」が開催されるのです。
そうです、この日だけ、国吉駅から続く商店街が昭和になるのです。
昭和ですよ。
南沙織、山口百恵、昭和のアイドルをリアルタイムで経験したおじさん、おばさんたちが、お兄さん、お姉さんに戻ることができる楽しい楽しい一日になるのです。
詳細は「みんなでしあわせになる祭り in 夷隅(略称:みんしあ)」のホームページをご確認ください。
このサイトは写真のスライドショウを見ているだけで楽しいですから、じっくりご覧ください。
ボンネットバスや昭和の自動車がたくさん集まる、それだけで楽しいお祭りです。
昭和の話が分かる皆さん、ぜひお越しください。
と言っても、竹内結子さんはいませんけどね。
私の心はさざ波ひとつ立たず、実に穏やかな今日この頃なのであります。
カミさんのいないところで、そっと見ることにしております。
ついでに
(ちなみに▲のCMに出ているモダンなお姉さんたちは、今、もう70歳です。)
国吉駅でマイク真木さんとコンサートを開いた小林啓子さんの歌。
百恵ちゃんの前の国鉄のCMソング。
啓子さんと私は以前から仲良しのお友達です。
さあ、気分は昭和です。
10月9日は国吉へお越しください。
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