稲刈りの真っ最中です。

お盆のころにはじまったいすみ鉄道沿線の稲刈りは、今、最盛期を迎えています。
農家の人たちは朝8時を過ぎると田んぼに出て、機械を動かして作業を開始します。
機械ですから、刈り入れが始まるとまたたく間に田んぼは姿を変えていきます。
もう少し、稲穂が黄金色に実る中を走るキハを撮りたいなあと思っても、容赦ありません。
来週あたりからは新米が出始めることでしょう。

「実るほど、こうべを垂れる稲穂かな」
右側の田んぼは刈り入れが終わっていました。

今朝の快速列車です。
黄金色の中を走るキハ28は、今年は今日が最後だったかもしれません。
いすみ鉄道沿線には、何の変哲もない日本の田舎の風景が広がっています。
さて、いすみ鉄道は、沿線のいすみ市産のお米と鴨川の塩、東京湾の海苔を使った特製のおにぎりを列車の中でお召し上がりいただく「新米列車」を運転いたします。
詳細は9月に入ってからお知らせいたしますが、この「新米列車」を運転するのは、自社養成乗務員訓練生として2012年に入社し、昨年国家試験に合格、その後も厳しい訓練を受けながら、このたびやっと一人前になった「新米運転士」です。
もっとも、新米といっても、国家試験に合格してからさらに1年の厳しい訓練を積んでいますので、運転の腕前は確かですからご安心ください。
いすみ鉄道の沿線で採れたおいしい新米を、新米運転士が運転する新型車両の中でいただく「新米列車」は、9月13・14日の運転です。
皆様どうぞご期待ください。