キハ28の車内について

皆様方が気になっていらっしゃるキハ28の車内についてですが、
ボックス席が12席(48名)
車端部はロングシート化改造されているものをそのまま使用します。


この部分の座席を変更すると定員が変わってしまうため手続きがややこしくなることがオフィシャルな理由ですが、本当のところは資金的な問題です。
将来的にすべてボックスに戻すことができるように、廃車発生品(隣に連結されていたキハ58)から、相当数分の座席は確保していますが、当面はこれで行きます。
キハ28はキハ52と連結することで、いすみ鉄道の列車の中で最大の輸送力を持つ列車となることから、菜の花の季節などピーク時に運転することで、小湊鉄道線からの接続のお客様の輸送力を確保する狙いがあります。
また、各種イベントに使用するときなどは車端部にロングシート部分があると、いろいろ使い勝手も良く便利です。
トイレは使用できる状態ですが、基本的には使用しません。
キハ28のボックスシート部分(48名)は指定席運用となる予定です。
これにより、キハ52は全車自由席になります。
現在使用しているサボも、新しいもの(自由席、指定席の区別したもの)を発注しています。
指定席48名というのは多いように思われるかもしれませんが、これは観光バス1台分で、今後、観光列車として各旅行会社に営業していくためのツールとなります。
いすみ鉄道の指定席は、JRとは違った運用で、列車が混雑して立ち席客がいる場合、指定席が空いていればアテンダントが判断して指定席をお持ちでないお客様もお座りいただける場合がありますし(指定券をお持ちの方がいらしたらもちろんどいてもらいますが)、車端部のロングシートは自由にご利用いただけますから、指定券を買わなければキハ28に乗れないというものでもありませんのでご安心ください。
2両運転することで、急行列車を運休することなく貸切を受け付けることが可能になりますが、貸切列車を行う場合は、ご希望にもよりますが、基本的には土休日はキハ28、平日(急行の運転がない日)はキハ52の単行運転になります。
急行運転がない日にキハ28とキハ52の2両編成の貸切運転を希望される場合、貸切料金は2倍になります。(ただし、プレミアムオーナー様の平日貸切運転はご希望によっては2両で行います。)
詳細につきましては現在検討中です。
ワンボックス占有などもできるようにしたいと考えています。
どうぞご期待ください。