バス旅行はお楽しみいただけましたでしょうか?

昨日は地元の茂原法人会夷隅支部、いすみ鉄道応援団の皆さま方と39名で、日光東照宮とわたらせ渓谷鉄道へのバス旅行に出かけてまいりました。
早朝に出て、戻ったのは夜の10時という強行軍でしたが、ご参加いただきました皆さま方はお楽しみいただけましたでしょうか。
足尾銅山の坑内列車にも乗れて、私はとても楽しい思いをさせていただきました。
ご同行の皆さま、ありがとうございました。
そしてお疲れさまでした。
ローカル線を抱える地域の人たちが他のローカル線を見に行く、ということは、自分たちがよそ者の目でローカル線を見ることができますから、地元に帰っていすみ鉄道を見直したときに、きっと今までとは違った見方ができると思いますので、価値ある視察になると考えています。
それにしても渡良瀬川の渓谷、清流は素晴らしかったですね。
清流と言えば山口県を走る第3セクター鉄道の錦川鉄道も素晴らしい清流を見ながら走る路線です。九州の南阿蘇鉄道は阿蘇のカルデラの中、高い鉄橋を徐行して渡ったり、肥薩おれんじ鉄道は海岸沿いを延々と走る路線です。
それに比べると、いすみ鉄道は、夷隅川は流れていますが、清流としては渡らせ渓谷鉄道や錦川鉄道には及びませんし、高い鉄橋も海岸線もありません。
でも、ない物ねだりをしても仕方ありませんので、私たちは、その「なにもない」いすみ鉄道で、「特に急がない特急列車」を走らせて、何とか頑張っていくしかないのです。
そのためには鉄道と地元が一体となって力を合わせて、できることから一つずつやっていくしかない。
そんなことをあらためて感じたバス旅行でした。
皆さま、ありがとうございました。

[:up:] わたらせ渓谷鉄道の足尾駅で記念撮影。駅構内には国鉄時代に足尾線で活躍したキハ30が保存してありますが、国吉駅にもこういうのが欲しいなあ、という願いを込めてパチリ!

[:up:] わたらせ渓谷鉄道の樺澤社長さんから新型トロッコ車両「わっしー」の車内でいろいろお話をしていただきました。
[:down:] 参加された皆さま方は、いすみ鉄道にもこういう車両が欲しいね、と口々におっしゃられていましたが、そりゃ、私だって欲しいですよ。
でも、いすみ鉄道の現状では、観光用に新車を投入することはチョット無理ですから、昭和のキハでなんとかやっていこうと思っているのです。