蒸気機関車ありがとう JRさん、ありがとう

今日から3日間、内房線を蒸気機関車が走ります。
私は誘われたのですが、残念ながら仕事で行くことができません。
だから、試運転を見に行きました。
私は昭和38~40年ごろ内房線の巌根に住んでいたことがありますので、この線を走る蒸気機関車は原風景であり、愛着があります。
数年前にD51やC57が走ったときも出かけましたが、やっぱり、蒸気機関車は最高です。
特に今回の運転では後ろに旧型の客車を連結していますから、ノスタルジーは最高潮です。
最近の電車は209系とE231の区別もつかないオヤジですが、蒸気機関車や旧型客車となると俄然元気を取り戻します。
35系や43系、果ては60系鋼体化改造車などの客車に関しては誰にも負けない知識ばかりでなく、さんざん乗車した経験もありますから、ドヤ顔ができるほどなのです。
特に小さい窓がたくさん並んだスハ32やスハフ32が編成に入っていたりすると、わざわざその車両を選んで乗ったりしてましたから、今回の運転で編成の中にその小窓の客車を見た時には、「うわ~」と思いました。
久しぶりに良い風景を見せていただきました。
いすみ鉄道では逆立ちしてもできません。
JRさん、ありがとうございました。


踏切注意の標識の正しい使い方。
久しぶりに見たこの標識の向こうを、久しぶりに蒸気機関車が走っていきます。

汽車は走り去るまで、見えなくなるまで見送るものです。煙を残して走り去る姿を見送る余裕、そういう情緒を子供のころ汽車を見ることで学習したような気がします。
こういう列車を走らせるだけで、たくさんの人が集まる、ということも、鉄道があれば地域活性化ができる証だと思います。
あとは地元がどう考えるかだけですね。
別にSLでなくても、キハ52でも充分地元に貢献できると思うのです。