鹿児島 焼酎 黒豚 ブー

昨日今日と西日本は天気が悪かった。
大雨の四国から一旦東京へ戻って乗った鹿児島行の日本航空には、
「鹿児島空港悪天候のため着陸できない場合は福岡空港へ向かうか、羽田空港へ戻ります。」と枕詞(まくらことば)が付いていた。
時々あることだけど、今日はなんとなくお腹が張っていた。
つまり、腸の中にガスが溜まっている状態ということ。
昨日の牛スジの煮込みか、かき揚げがのった讃岐うどんか、
それとも今朝の納豆か、はたまた明太子か・・・
とにかくお腹が張って、いつもきついズボンがさらにきつい状態だったが、こんなときに限って飛行機に乗るはめになった。
ていうか、飛行機に乗るときに限って、こんな状態に。
離陸して上空に向かうと、皆様ご存知のように機内は気圧が低い。
だいたい0.8気圧ぐらいに調節してあるから、外圧と内圧の差でさらにお腹がきつくなる。
コーモンに全神経を集中させて、ぐっとこらえてガマンガマン。
全神経集中のコーモンは「ガスだよ。雲古じゃないから大丈夫だよ。」と教えてくれるが、満席の機内でそういうわけにも行かないので、じっとガマン。
と、そこへ突然の乱気流。
シートベルトをしていたから座席から投げ出されることは無かったけれど、
思わず気が緩んで「ブー」。
飛行機の中は、ジェットエンジンの音がゴーっと響いているから、少しぐらいのブーは気づかれない。
隣のおじさんも口をあいて寝ている。
皆様ご存じないでしょうが、飛行機の中の空調は、ハットラックの下あたりから空気が出ていて、窓側の足元から排気している。
そういう空気の流れがルートになっているから、窓側の座席の私が放ったブーは、すぐ足元の排気口から吸い込まれていくはず。
隣のおじさんは寝ているし、前の座席の3人も微動だにしない。
後ろの人が気になったけど、振り返るのもヘンだし、目でも合おうものならやばいから後ろは気にしないことにした。
一度、ガマンしていたブーを許してしまうと、腸の中で控えている次のブーが出口に送られてきて、全神経を集中しているコーモンにさらに神経を集中しなければならない。
そこへ待っていたかのような連続タービュランス。
ア~・・・
本日の日本航空1875便は、ブー2号、ブー3号とともに無事に鹿児島空港に到着したのであった。
さあ、焼酎に黒豚だ! ブー!
週末の勢いで「シモネタ」失礼しました(汗)
私はだいたいこの程度の人間です。