被災地へ救援物資を届けました。

今日は千葉県旭市に救援物資を届けました。
報道では東北方面の被害状況ばかりが取り上げられていますが、千葉県も被害を受けて10数名の方が亡くなられ、今でも行方不明の方がいらっしゃいます。
千葉県北部の旭市では500名以上の住民の方が津波で家を流されたり、地震で建物が壊れたりして、避難所での生活をされています。
そんな人たちに少しでも元気になっていただくのが、いつも皆さんから応援していただいているいすみ鉄道の務めでもありますから、今日はライトバンに詰めるだけ商品を積んで、救援物資として旭市役所に届けてきました。


いすみ鉄道として提供できるのはおせんべいや最中ですが、多分、避難所の非常食にはお菓子類などないと思いますので、お年寄りの人たちに召し上がっていただき、少しでも力になれればと、い鉄揚げ400袋、最中200個、トレインおかき50個をお持ちしました。
応援団の掛須団長も、地元で集めたタオルや洗剤などをもってきてくれて、旭市の職員の方に大変感謝されました。
その道すがら、写したのがこの写真。
先日、東京電力がここ旭市から銚子市にかけて計画停電を実施したことに、知事が激怒しましたが、知事が怒るのも無理ありません。
こんな悲惨な状況の中、避難所を停電させたのですから。
そのくらい、千葉の被害状況は報道されていないのです。

[:down:]この場所はちょうどかんぽの宿の裏手付近。浸水し使い物にならなくなった家財類が道路に積み上げられています。


[:up:]片貝漁港で破壊された漁船
[:down:]奥の漁船は打ち上げられて傾いたまま放置されていた。


[:up:]押し流された軽自動車が泥まみれ。
東北から三陸の被害に比べれば確かに小さいかもしれません。でも、房総半島でもこれだけの被害が出ています。
いすみ地域も危機一髪だったことがよくわかり、他人事ではないことが身に染みました。