さよならA300

今日でJALのA300が運用から外れたようだ。
TDA東亜国内航空→JAS日本エアシステム→JALと約30年にわたって日本の空で活躍してきた飛行機。
私が飛行機の勉強をしていた頃に最新鋭機としてフランスのツールーズからやってきた。

今日は、その最後のA300で帯広へトンボ帰りの往復飛行をしようと思っていたが、寝坊したので、羽田発7時50分の間に合わず、行けなくなってしまった。
まあ、さんざん乗ったから、もういいか。
JALでは鶴丸が復活したというニュースが大きく取り上げられていたし、やはり今月でB747ジャンボジェットも引退なので、A300の引退はほとんど話題になることなくひっそりと。
でも、いい飛行機だったね。
いい飛行機と言えば、B747ジャンボもいい飛行機。
私は、-100、-200、-300、-400と全てのB747と関わってきたけど、本当に良い飛行機だと思う。
燃費が最新鋭機に比べると悪いということで、なんだか悪者のように扱われてしまったけれど、最新型のエンジンに取り換えればまだまだ使える機体。こんなに良い飛行機はないと思う。
今もてはやされているB777トリプルセブンも確かに性能は良いけれど、何せ双発機(エンジンが2機)だから、洋上飛行や冬のシベリヤ上空の飛行には不安が残る。
飛行機が新しいうちは良いけれど、10年20年と使ってくるとね。
ETOPS180も飛行機が古くなってくると不安材料になると思うのです。
まあ、とりあえず、わたくし的には、飛行機も第4世代~第5世代に代替わりしたように思う今日この頃なのです。

よくB767と比較されるA300 私はA300の方がお尻がピンと上がっているので好き。B767はAPUの排気口が下がっているので、どうもいま一つですね。