2月は完全なシーズンオフ。
まして平日ともなれば静かなものです。
旅行には不向きな時期かもしれませんが、田舎の汽車に乗るにはよい時期ではないかと私は思います。
なぜなら、ローカル線の列車は空いてなければならないからです。
駅弁食べて、ゆったり座って、黙ってたって1ボックス占有できますから。
この間、池口さんのインタビューの第2弾の取材がありまして、山陰本線の話になりました。
824列車とか、828列車とか。
旧型客車の長距離鈍行に乗って、ずっと旅するのです。
早朝下関を出て、やがて通勤通学の時間帯です。
高校生がたくさん乗り込んできて、そして下車していきます。
車内は再び閑散として、ずっとずっと走り続けると、今度また高校生が乗り込んでくる。
そう、学校が終わって下校列車になるのです。
地域も学校も違いますが、朝登校した生徒が下校で乗って来てワイワイガヤガヤ。
しばらくするとみんな降りて行って、再び車内はシ~ンとなります。
車内灯が点いて、通勤帰りの人たちが乗って来ては降りていき、その繰り返し。
昭和の時代のそんな列車の思い出を池口さんと語ったのですが、そんな列車が今でも走っているのです。



こういう列車にどういう価値を見出すか。
それはあなたが決めることです。
あなた自身が価値をわかるかどうか。
それが問われているのです。
私が提供する商品には、例えば食堂車のように誰にでも「良いですね」と言っていただけるものもあれば、長距離鈍行や夜行急行のように、一般的には「どこが良いの?」と思われるものがありますが、その「どこが良いの?」と思われるような商品こそ、お客さんになったあなたが価値を決めるものであって、わかる人にだけわかる、わからない人にはわからない「良さ」があるのです。
現在売り出し中の2月28日の夜行列車はまさしくその典型的な「どこが良いのかわからない」商品でありますが、「わかる人にはわかる」商品なのであります。
つまり、同じ価値観を共有できる他にはない商品なのですから、価値がわかる人たちが集い、一つの列車の中で同じ時間を共有し、同じテーマで夢を見ることができる列車です。
私の世代は旧型客車でしたが、12系はさらに快適です。
さぁ、大井川鐵道の夜行列車に乗って、「価値がわかる人」になりませんか。

こちらは本日のEL急行。
今日は旧型客車で走りました。
おや?
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