昨日は島田のD51の話をしましたが、明日は直江津D51レールパークでのイベントです。

開業10周年です。
私は4年目から9年目まで居たということになりますね。
D51レールパークは昨年1月1日の能登半島地震以降、扇形庫の建物の強度が確認できないため、現在では常時開園することを控えていて、こうしたイベント開催時のみ入園できますから、久しぶりの開園です。
以前はちょうど転車台の反対側に20両ほど入る梅小路のようなコンクリート造りの扇形庫がありまして、そちらが本来の車庫としての機能がありました。(昭和40年代の電化の際に撤去されています。)
今残っている4線の扇形庫は昭和19年に作られたスレート造り。
通常の車庫としての扇形庫は機関車が1両入る奥行20mが標準ですが、この扇形庫は機関車の整備をするための検修庫として作られたものですから、クレーンがあって、その分屋根が高く、奥行きも車両2両分、40m以上あってオリジナリティーあふれる現存する鉄道建造物としては大変貴重なものです。
昭和19年と言えば太平洋戦争が激化して、本土空襲が始まった時期ですから物資が不足していた時代です。
昨日もお話ししましたが、D51も戦時設計といって鉄の代用で木材を使って機関車を作っていた時期ですから、扇形庫の建物の構造は古レールでできていて、よく見ると刻印が残っていたりします。



▲私の友人の松田安弘さんのFacebookページから。
私の時にレールパーク開園に当たって屋根などを修繕しましたが、お分かりになりますか。
戦時中の日本を象徴するような鉄道建造物は全国的に見ても直江津以外にはほとんど残っていないのですが、こうやって手を加えながら保全活動をしている建物なんです。
何しろ豪雪地帯ですからね。
ということで、明日は久しぶりの直江津D51レールパークのオープン。
D51が転車台に乗って回転したり、そのD51に体験乗車できるなど、楽しみがいっぱいです。
私がいたころにはできなかったお酒類の販売もやろうと、スタッフたちは準備に取り組んでくれたようです。
そうそう、明日は長野からSR1が来るんでしたね。
大混雑でしょうね。
これも私にはできなかったな。
現平井社長だからできることですよね。
トキ鉄はどんどん進化しているようです。
ということで、明日はお天気もよさそうですから、皆様、ぜひ、直江津D51レールパークへお出かけください。
本当なら私も行きたいところですが、現在断食道場入所中で身動きが取れない状態ですので、行くことができず残念です。
いろいろとなんとか理由を見つけて上越に行きたいのですが、このところ足が痛かったりでなかなか行けずにいます。
足が治ったら行きたいと思ってますので、上越の皆さん、私に何か理由をください。





ちなみにこちらは去年の様子。
スタッフは多才ですよ。
明日、天気になあれ!
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