いつのころからか2月22日を猫の日と言うようになったらしい。
222なので「にゃんにゃんにゃん」
う~ん、よくわからん。
わからんけど、猫は好きなのでネコの日というのがあるのはうれしいと言えばウソではない。
千葉の我が家には猫が5匹いるので、「今頃何してるかなあ?」などと考えるのであります。

事の発端はカミさんの友人から「ネコ捕まえた」と連絡があったのがかれこれ20年ほど前。
「見においでよ。」
と言われたので、
「じゃあ、行ってみよう。」
となりました。
その友人の家には当時もうすでにネコが飼われていて、2匹は飼えない。
「見においでよ」
ということはすなわち「いかがですか?」ということなのですが、のこのこと家族そろって東京の杉並まで行ったのであります。
で、お決まりのように、帰りの車の中にはそのネコが乗ってきまして、その日から我が家の一員となりました。
もちろん病院に連れて行って病気がないことを検査して、室内ネコとして飼えるような手当もしましたが、家から一歩も出さないというのに、この家にネコがいるということがネコにはわかるのでしょうか?
我が家の庭にあるとき子猫がやってきました。
弱っていたその子を次男が家に入れて世話を始めたのが2匹目。
次に大多喜駅に迷い込んできた子を、駅のみんなが「どうしよう?」というので私が引き取って来て家族になったのが3匹目。
これが2010年6月のことであります。
それからまたまた迷いネコが家に入り込んできて4匹目、5匹目。
そうしたら観光列車のアテンダントさんのお家で子猫が生まれたので1匹引き取ってくれないか、という話が持ち上がりまして、「オスとメス、どちらが良いですか?」
と、2匹を会社に連れて来てくれました。
まだ子猫だったんですが、兄弟を引き離すのは何となく忍びなかったので、「2匹とも連れて帰りますよ。」
結果的にまんまと先方のたくらみに引っかかったようなものですが、家に連れて帰ってきたら家族全員から
「お父さん、よくやった。」
と、絶賛の嵐。
絶対に兄弟は引き離してはいけないからね。
これで我が家のネコは7匹になりました。
これが2016年の話。
そこで、ふと我に返ったのであります。
「これ以上は無理だな。」
なぜ無理かというと、ネコはなんだかんだで15年から20年は生きる。
飼い主が何歳まで生きるかわからないというのに、60歳になったらもう新しいネコは飼うべきではない。
そういう結論になったのであります。
まぁ、当たり前か。
その後、18年生きた2匹が虹の橋を渡りまして現在は5匹となっているわけでありますが、娘も嫁いで家を出た今となっては世話をするのはカミさん一人。
つまり、7匹もネコがいるのですから、うちのカミさんもここ7~8年どこへも旅行にも出ずに、ネコ同様家に引きこもっている生活なのでありまして、私が人生初の単身赴任で新潟での生活を5年間経験しましたが、その間一度も新潟へ来ることもなく、新潟から静岡へ引っ越しした現在でも、引っ越しにも来なければ静岡の家にも来ないのであります。
つまり、まぁ、夫婦関係は冷蔵庫の中で凍り付いているのでありますが、こうなってみるとわかることがありまして、それはなにかというと、実はこれが意外と快適なのでありまして、私はネコたちに感謝をしている次第であります。
ということで、我が家のネコたちです。











どうしてるかな?
よし、明日は「家に帰ろう」
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