谷浜鉄見デッキジオラマ完成記念イベント@上越妙高

上越妙高駅前のフルサット(コンテナヴィレッジ)で昨日8月31日に開催されたイベントの報告です。

旧知の佐藤英也さんは旅行会社のご出身の方ですが、今、鉄道模型業界のジオラマの世界では「神」と呼ばれる方で、その佐藤さんが1年以上もかけて既製品をほとんど使わずに作った日本海ひすいラインの谷浜付近のジオラマのお披露目イベントが行われました。

すごいでしょう?

ジオラマに見えますか?

この世界観、すごいでしょう。

実はこのイベント昨日の11時から午前の部だったのですが、私が10時に会場に入りまして、さて打ち合わせ。

で、「シナリオは?」と聞いたところ、「そんなものは無い!」というお返事をいただきまして、え~、1時間半のイベント、どうやってつなぐの的な感じになりました。

でもまあ、適当にお話ししましょうということになりまして、佐藤英也さんと私は同じ昭和35年生まれでして、佐藤さんが神奈川県の湘南、私が東京板橋ですから、まあ、適当にその辺りの話をしましょう。

それだけの打ち合わせでスタートしたのであります。

おいおい、仮にもお金をいただいてご来場いただく皆様へ対して、それでいいのかよ。

といった感じだったのですが・・・

そうしたら、盛り上がりましてね。

札幌からわざわざいらしていただいた友人の大熊さんが撮ってくれた写真です。

最初はぎこちなかったんですが、大盛り上がりでした。

話した内容は
小学生の時に初めて買った積水金属のキハ20
高田馬場のマンションの1階にあったショールームの話
大山のハッピーロードにできたグリーンマックスへ通い詰めた話
学生の頃、鉄道ファンだということは隠していた話
なぜなら鉄道ファンだというと女子に気持ち悪がられたから
本当は鉄道が好きなのにテニスの同好会に入っていた話
その頃知り合った奥さんには40になるまで鉄道好き、模型好きの話を切り出せなかったこと
大井川鐵道のC108とは昭和51年に宮古のラサ工業で出会ったこと
などなど。

午前の部、午後の部共にいらしていただきました皆様方にもご満足いただけたことと思います。

あ~、良かった。

鉄見デッキにカメラマンの人形を取り付ける佐藤英也さん

このジオラマが特集されている雑誌にサインをする佐藤さんです。

ということで、イベントは無事に終了しました。

そして私はこの美しい夕焼けに後ろ髪を引かれる思いで上越を後にしたのでした。
(後ろ髪ならまだあるからね)

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

同じ時代を過ごしてきた世代の方、今度、もっと語り合いましょう。