先日は夢のお話をしました。
年を取ってくるといろいろなことを思い出すもので、それも突然に。
そして、夢の中のことなのか、今の現実なのか、だんだんわからなくなってくる。
それが人間が死に向かっているということなのでしょうけど、この間、ふと思い出したこと。
それは最初に買った鉄道雑誌のことでした。
で、ネットで調べてみたら出てきました。
私が最初に買った鉄道ファン1971年5月号です。
千葉の家に帰れば現物があるはずですが、とりあえずネットの写真で。
で、この表紙の場所、わかりますか?
大井川鐵道の千頭駅です。
機関車はダブスとクラウス。
板橋一丁目の平尾という場所にあった飛鳥書店という本屋さんで、小学校5年生だった私がお小遣いを握りしめて買ったのがこの1971年5月号の鉄道ファンです。
53年前か。
時間の経過が恐ろしい。
でも不思議ですよね。
この鉄道に今私がいるのですから。
そして、この千頭駅まで何とか列車を開通させようとしているわけですから、世の中には目に見えない力が働いているとしか思えません。
こういうのをご縁というのでしょうけど、目に見えない力が働いているとすれば、私はその力に従ってみるのもいいかなと思います。
今、本は手元にはないのですが、ページをめくるとカラーグラフで芸備線が出ていたように思います。芸備線の矢神付近を走るC58。
その芸備線が今、廃止が取りざたされているのですが、どうやら私はそちらにはご縁がないようで、見えない力にお呼ばれしたのは大井川鐵道のようですから、全力をこの鉄道に捧げるのであります。
鉄道ファンの表紙とほぼ同じ場所から撮影した今の千頭駅。
人口減少で山間部では過疎化が進む中、鉄道はもちろんですが、どうやって地域の未来を作っていくかが日本全体の課題です。
私は鉄道を上手に使うことで地域にも明るい未来が訪れると信じてやっていますから、今、こういう景色が千頭駅で広がっていることは、未来を作るための一つの方法だと思います。
あとは、少しでも早くここに汽車を呼び戻さないとね。
仕事もそうですし男女の仲もそうですが、不思議なご縁と言いますか、見えない糸で手繰り寄せられていることってあるのかもしれませんよ。
おとといも書きましたが、「偶然は3回続くと必然である」と私は思います。
たぶんそこに見えない糸があるのでしょう。
じゃなければ、どうにも説明できないことってあるわけでして、自分の周りにそういうことがあるのであれば、私はその見えない糸(意図)に従ってみるべきだと思いますし、実際、今、そうしているのであります。
さて、明日は何があるかな?
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