春田さんが退任されます。

ご本人もSNSで発信されましたが、11月末を持って春田さんが退任されます。

春田さんは2年前の10月1日にトキめき鉄道の営業部長として就任されました。
トキめき鉄道の定年は70歳ですので、70歳になられた春田さんは契約では来年3月末までの任期ですが、雪月花のリニューアルがうまく行ったことや、D51レールパークに新しい車両がやってくる目処がついたこと、秋の企画がほぼうまく行ったことなどをご考慮されたのでしょう。今月末でご退任されることになりました。

何しろ12月中旬以降は雪が積もる地域ですから、ご自宅のある川越への引っ越し等を考えると確かにこの時期というのはうなずけます。

春田さんと私は長い付き合いで、かれこれ12年になります。
その間いろいろありましたが、第3セクターの社長としてお互いに世の中と戦ってきた戦友のような関係です。

2年前に来てくれた時も、「一人で戦わせるわけにはいかないから応援に来たよ。」と言ってくれて、心細かった私に勇気を与えてくれる存在でした。

第3セクターの社長というのは経営的に売り上げを上げていくということはもちろんなんですが、地元の皆様方の事や、県や市役所との関係や政治的なこと、そして社内の改革など多くの仕事があるもので、春田さんはそういうことを由利高原鉄道社長8年間でご自分でも経験してきていますから、私を励ましながらトキめき鉄道で女房役として活躍してくれました。

この2年間、コロナがいつ終わるかもわからないという厳しい状況の中にありながら、直江津D51レールパークを開園し、455系の国鉄形観光急行を運転開始し、どちらもきちんと軌道に乗せてくれましたし、鉄印も全国でトップレベルの販売数を記録しましたし、雪月花もコロナ前の水準まで戻して、さらにこの秋のリニューアルと、トキめき鉄道の営業部は目まぐるしく活躍し、大きな実績を上げているのは皆様方もご存じだと思いますが、春田さんがいなければできなかったことです。

本当に大きな貢献をしていただきました。


2018年、由利高原鉄道80周年記念式典で、春田さんと私。
地元の酒蔵が記念ラベルのお酒を造ってくれていました。


2015年、鳥取県の若桜鉄道のイベントで。
石破大臣と春田さんと私


2014年夏、水害で運休となった山形鉄道に野村社長を訪ねて。
励ましに行った時の写真です。


2014年正月、都内で転倒して骨折、下赤塚の病院に入院した春田さん。

いろいろありましたね。

この2年間、コロナで大変厳しい時期の営業部長ですからね。
そういう状況の中で、D51レールパーク、鉄印帳、国鉄形観光急行、そして雪月花のリニューアルと、大きな活躍をしていただきました。

70歳という年齢を迎え、最近お腹が臨月の妊婦さんのようになってきているのをみんな心配していますが、新潟ですから何を食べても何を飲んでもおいしいですからね。

今後も健康にご留意いただき、楽しく過ごしていただければと思います。

本当にありがとうございました。

春田さんファンの皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。