高田城址公園の観桜会は有名ですが、能生でもやってみようと思いました。
ポスターを作るなどの予算はゼロ。
何をやったかと言うと、線路のポイントを切り換えて隣の線路に停車させてみた。
ただそれだけです。

下りの急行列車が能生駅へ進入するところです。
今日は運転席にいました。
よく見るとポイントが側線に切り換わっているでしょう。

はい、左の線路に入りました。
いつもは直進なんですが、今日は左に入れてみた。



するとどうでしょう。
皆さんお待ちかねです。
秘かに春田部長もいました。

その春田部長が撮った観光急行。
ヘッドマークは「さくら」。
そう、本当は桜が咲くはずだったんです。
満開になっているはずだったんです。
桜の樹々をバックに国鉄色のピンクの電車が撮影できるはずだったんです。

でも、桜は咲きませんでした。
高田城址公園の観桜会も今のところ不発ですが、私が企画した能生の観桜会も不発に終わりました。(笑)
でも、予算ゼロでネット告知だけで皆さん集まってくれたのです。
そして、一応鉄道敷地内ですから入場券を買っていただきました。
それがこれ。


いいでしょう。
ということで、今週が不発でしたので、来週もう一度やろうと思います。
多分咲いてくれるでしょう。
一応撮影会なので春田部長が撮影したホームの手前で電車を一旦止めて、皆さん撮影された後に誘導でホームに据え付けてドアを開けるのです。

こんな感じ。
いやぁ、実に撮影者にやさしい会社だと思いませんか?(爆)
だって、ピンクの電車と満開の桜の花を並べてみたいじゃないですか。
そう、鉄道というのはこうやって使えば人を呼ぶツールになるのであります。
トキ鉄は数万円という雪月花のような商品もやっていますが、190円の入場券を買っていただくような商売もきちんとやっているのです。
コツコツじみちに、が商売の基本ですからね。
おいしいところだけをいただこうというような、ちゃっかりした武士ではいけないのです。
そして何より、いらしていただいたお客様が皆さん笑顔でしたからね。
能生に停車する観光急行の写真が皆さんから発信されるだけで、地域にとっても大きな収穫ではないでしょうか。
桜は咲いていないけど、明日も急行2号は側線に入りますよ。
私もお昼ご飯を食べに能生へ行こうと思います。
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