朝から晩まで汽車ポッポ

今日から今シーズンの直江津D51レールパークがオープンしました。

でも、今日は氷雨、寒かった。
扇形庫の中がシンシンと冷えてました。

そんな悪天候にもかかわらず、たくさんのお客様にご来場いただきましてありがとうございました。

今日の運転士さんは見た目的にはいかにも「ずっと前からSLに乗ってます!」 といった感じのお兄さん。
一生懸命サービスして頑張ってました。

お罐の蓋を開けて中を見せてくれたり、転車台の途中で回転を止めてポーズをとってくれたり。
それだけで皆さん大喜びでした。

そういえば、この運転士さん、花嫁募集中ですから、よろしくお願いいたします。

私も、いらしていただいたお客様にサービスしようと思いまして、D51の隣りの413系電車のヘッドマークを交換して撮影会を開きました。
国鉄時代のヘッドマークを数種類変えて、皆さんに撮影していただきました。

電車側から見た撮影中の皆様方です。
たったこれだけのことですが、いらしていただいたお客様へのサービスです。
喜んでいただけましたでしょうか?

ちなみに私は花嫁さんは募集してはおりません。
お爺さんですから、お茶飲み友達なら大歓迎ですが。(爆)

さて、夕方からは頸城(くびき)区へ出かけました。

昭和46年に廃止された頸城鉄道の保存会の皆様方の会合です。

上越市には以前に頸城鉄道という軽便(けいべん)鉄道が走っていました。
軽便というのは、線路の幅が狭い簡易鉄道のことで、戦前に日本全国で建設されました。
頸城鉄道にはコッペルという小さな機関車が走っていまして、今も保存会の皆様方が大切に保存管理されています。

小っちゃくてかわいい機関車なんですが、実はこのコッペルは私の子供の頃の大切な思い出の機関車でもあるのです。

というのも、頸城鉄道が昭和46年に廃止になった後で、翌年の昭和47年から10年間ほど、このコッペルは埼玉県のユネスコ村というところで、西武鉄道が走らせていたのです。
昭和47年と言えば鉄道百年の年。
1972年ですから、今年でちょうど50年前になるのですが、当時小学生だった私は自分の家から日帰りで、それも子供のお小遣いで行かれるところにSLがやって来たので、うれしくてうれしくて、小学校、中学校、高校時代に何度もコッペルに会いに行ったのです。
だから、私にとってもふるさとの思い出の汽車なんです。

それが今でもこうして大切にされているのですから、うれしいじゃありませんか。

そうそう、この頸城のコッペル保存会の会合には上越市の中川市長さんもいらしてまして、今日は2時間たっぷりとトキ鉄を活用した地域の観光資源のお話しをさせていただきました。

中川市長さんはよそ者の目を持っていらっしゃる方で、ご覧の通りお若い方ですから、いろいろ行動力もありますので物事が意外に早く進むかもしれませんよ。

ということで、本日は朝から晩まで汽車ポッポの1日でした。

明日もレールパークでヘッドマーク撮影会やりますよ。
14時頃からですが、よろしければいらしてくださいね。