8:43発の快速妙高高原行から直江津駅のホームはたくさんの人で賑わっています。
出札窓口の横では鉄印発売1周年記念の特設ブースが作られ、若手スタッフが鋭意販売中。
これだけ揃うとどれも欲しくなりますね。
限定品もありますからどうぞお早めに。
車内販売も若手スタッフが頑張っています。
彼の名は横田君。
雪月花チームでお客様のご案内などを担当していましたが、その経験を活かして、私が413系の導入にあたっての専属チームを編成し、彼を抜擢しました。
単なる車内販売のお兄さんではありませんよ。
国鉄形急行電車を商品としていろいろなところに仕掛けを作っているのは彼、横田君と、いつだったか旧関山駅に線路の石を拾いに行ってくれた山ちゃんこと、山田君の2人なのです。
▲線路の石を拾ってくれた山ちゃん。
まるで畑でジャガイモを収穫したようにも見えますが、1個500円になるのですからかなり高級なジャガイモです。
私はと言えば何も販売せず、ただただお賽銭箱にお金を集める役目。
電車の横に賽銭箱を置いたら、皆さん記念撮影していただいて、ニコニコしながらお金を入れてくれました。
わかります?
いっぱい入っているでしょう。
千円札も見えますが、右側にある赤っぽいお札は台湾の百元札でございます。
何ともまあ、お賽銭箱も国際的ですね。
直江津駅では雪月花とのツーショット。
雪月花が折り返す間にしらゆきが発車していきます。
そして雪月花が発車。
このシーンは急行3号発車前に見られます。
いやいや、それにしてもこういう昔ながらのホームにこの電車がいるだけで全然雰囲気が変わります。
こういうのを千両役者というのでしょうか。
こちらは糸魚川駅です。
皆さんがカメラを向けているのは何かというと、「幕回し」です。
前の車両でもカメラを向けていますね。
糸魚川行の電車が折り返し直江津行となるときに、ぐるぐると行き先表示が変わるのですが、その中にはJR時代の行き先が残されているので、それを皆さん動画で撮ったりしているのです。
たったこれだけのことですが、魂を入れるとお客様が集まるということであります。
これも、山田君と横田君がすべて企画しております。
こちらは車内販売でご購入いただきましたサボを停車中の車両に挿して撮影中のシーン。
車内販売のサボは実際に装着しているサボと同じものですが、自分で買ったサボを自分で挿して記念写真を撮れるんですからこの笑顔でございます。
きっと、このお二人は来年の年賀状はこれだろうなあ。(笑)
つまり、方向幕もサボも、大事な大事な観光アイテムなのであります。
もちろんヘッドマークもね。
何でもかんでも付ければよいというものではありません。
本日のひすいラインは急行「ひめかわ」。
良いでしょう?
カッコイイでしょう?
でもね、本当の急行「ひめかわ」は糸魚川発直江津経由新潟行の気動車急行でしたから、これはウソ電なのでありますが、令和版急行「ひめかわ」として復活したのでありますから、ウソ電ではないのです。
という所がすなわちストーリーということで。
明日は能生での運転停車中に地元の民宿の方が笹寿司を販売してくれるそうです。
これ、いかにも地元の手作り感満載でしょう。
こうして地域と連携することで、地元ならではの味を旅行者の皆様にご紹介する。
これも鉄道の重要な役割なのであります。
皆様、明日も急行電車でお待ちしております。
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