21日の晩に運転された夜行列車が本日、地元紙の上越タイムスに紹介されました。
よく読むと私からそばを受け取ったと書かれています。
そう、駅のホームの飲食コーナーで真夜中の蕎麦屋になりました。
やっぱり夜行列車、それも座席の夜行列車と言えば深夜の長時間停車とそこで食べた蕎麦でしょう。
と言っても真夜中の長時間停車を知らない人も多いでしょう。
45年前の時刻表を紐解いてみると・・・
▲山陰本線の京都発出雲市行827列車
福知山0:21着、0:55発。
34分停車しています。
▲中央本線の新宿発長野行425列車
甲府到着は2:57、発車は3:16。
19分停車しています。
▲高崎線の長岡行733M
高崎到着0:08、発車は0:48
40分間停車しています。
そういえば乗ったなあ。
寝台特急でもなく急行でもなく各駅停車の夜行列車が全国にありました。
そういう列車は深夜の途中駅で長時間停車して、でも、深夜でもホームの蕎麦屋さんは開いていて、場所によっては駅弁屋さんも出ていました。
ということで、その体験を今の子供や若い人たちにもしていただこうというのがこの夜行列車の企画です。
だって、あのころ食べた夜鳴きそばはうまかったんですから。
だから、そういう同じ体験をこれからの人にもしていただこうと思うのです。
で、これがその夜鳴きそば。
簡単なもんですよ。
こういうのがうまいのです。
直江津のつかそばさんにご協力いただきまして、実は麺は中華麺。
お汁は日本蕎麦という直江津名物です。
これが実にうまかった。
つかそばさんはいつ行っても行列ですから、うまいのです。
小さな子供たちがお父さんお母さんと一緒に深夜の直江津駅で夜鳴きそばを食べたら、きっと大人になっても覚えていてくれるでしょう。
というのが夜行列車体験号なのであります。
上越タイムスさん、大きく紹介していただきましてありがとうございました。
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