以前より国鉄形の車両の導入を検討していると某所で申し上げておりましたが、本日直江津にそのスーパー国鉄形が到着いたしました。
昭和の国鉄形と言えば、これをおいて論ずることはできませんね。
トキめく会社のトキめきアイテムです。
朝日を浴びて直江津に到着したD51です。
D51は後ろの炭水車と機関車本体からなる大型蒸気機関車ですが、機関車本体をさらに足回りとボイラーに分解して、合計3つのパーツとして到着しました。
▲まずは炭水車が持ち上げられて線路に下ろされました。
▲次に機関車の足回り、先輪、動輪、従輪と呼ばれる走行装置が吊り上げられて線路に下ろされました。
D51はD型機関車。横から見て動輪が4つついているからD型ですが、「へえ、こうなってるんだ。」ということがよく解かりますね。
▲そして、機関車本体のボイラー部分が吊り上げられて、走行装置の上に下ろされました。
いやいや、なかなか見られない光景です。
▲たくさんの報道関係者が見守る中、転車台に乗るD51827です。
地元の先生方もお好きな方がたくさんいらっしゃいまして、ちょうど駅前のホテルで会議があるということで見学にいらしていただきました。
赤いジャケットの方が高鳥代議士、その左側が斎京県議です。
お二人ともふだんからトキ鉄を応援していただいている方ですが、お二人とも昭和の鉄道少年だというのは以前から承知していましたので、「トンネルに入るときには窓を閉めろって言われたなあ。」などと鉄道談議で盛り上がりました。
▲直江津の扇形車庫に入ったD51。
この車庫は昭和19年に作られたもの。
こうしてみると、しっくりきますねえ。
D51827号機は昭和18年製造の機関車ですから、ぴったりです。
やはり機関車が入ると設備も輝いて見えます。
煙室扉と呼ばれる正面の蓋を開けてみました。
中はこうなっているのですね。
こちらもなかなか見ることができないシーンです。
ということで、スーパー国鉄形のD51が本日直江津駅に到着いたしました。
これから数日かけて空気稼働に向けた整備を行います。
整備状況につきましては順次お知らせしてまいります。
今後にどうぞご期待ください。
関係者の皆様、本日はお疲れ様でございました。
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