寒~いお話し

こう暑いと寒い時期が待ち遠しくなります。

人間とは勝手なもので、寒ければ寒いと文句を言うし、暑ければ暑いと文句を言う。
でも、実は夏から冬というのは意外に近くて、今から4か月たてばもう冬の真っただ中にいることになるわけで、これからは坂を滑り落ちるように冬に向かっていくのです。

ということで、私の友人で札幌在住のMさんが毎年冬になると夜な夜な芸術家に変身してストリートアートを展開していることを思い出しました。

人々が寝静まった時刻になると街角に現れる妖怪です。

夜な夜な街中を徘徊して人々を恐怖のどん底に陥れます。

そして最後はどこへともなく地面の中に消えていきます。

どうです?
なかなか素晴らしい出来栄えでしょう。

でも、寒いときに寒くなる必要はないのですよ。
本当は今の時期、真昼間の午後2時ごろにでも街角に出現していただきたいのですが、妖怪には妖怪の事情があるようで、今の時期は出てこれないようです。

需要と供給がマッチしないという使えない妖怪です。

ということで、少しでも涼しくなっていただければ。

4か月前は4月の夏日とか言われていましたが、あと4か月後には雪が降る時期ですから、そう思うと、ここまでの4か月とこれからの4か月ではスピード感が違いますね。

皆様、残暑をぜひお楽しみください。