今日から4月、新年度です。

今日から新年度が始まりました。

トキめき鉄道にも新入社員が8名入社しました。

今日は入社式。
こういう時期に、こういう会社に入社していただいたことを感謝するとともに、新しい仲間に出会えたことをうれしく思います。

ちょうど1年前の今日、新しい元号が「令和」になると発表されました。
1年前の時点で1年後がこのような状況になっているかなど誰も想像できなかったと思います。

つまり、今の世の中、そういうものだと理解しなければならないのです。

考えてみれば「何でもアリ」ということでしょう。

私は外国籍の会社に長年勤務していました。
それも、イギリスという「何でもアリ」の国の会社に居ましたから、たいていのことには驚きません。
イギリスがどうして何でもアリの国なのかという点についてはいちいち説明しませんが、イギリスという国をよく御存じの方でしたらご理解いただけると思います。
そういう国の会社、そして航空会社という一瞬で判断して臨機応変に対応することが求められる会社にいた身としては、今回の新型コロナ騒動もそれほどあたふたするようなことではないのですが、鉄道会社のような組織、つまり、決められたことを決められた通りに正確に行うことを良しとする企業文化では、マニュアルに書かれていないことや習っていないような状況が発生して、「さあ、どうする?」「自分で考えて5秒で判断しろ!」というような瞬間的に判断を迫られるような状況が発生した時には、皆さんたぶん焦りまくるんだろうなあ。
そんなことを考えて社長自らリーダーシップを取って会社の中に混乱が発生しないようにしているつもりです。

そういう世の中の状況の中で入社していただいた今日の新入社員の8名の方は、嵐の中の船出となりますが、まあ、それほど心配することもありません。
何しろ、全世界が嵐の中ですから。

そういうもんだと思っていただいて、会社の目指す方向性に向かって頑張っていただきたいと思います。

世の中というものは面白いものですよ。
とにかく何でもアリですから。
こういう時期は、小さな会社、田舎の会社に大きなチャンスがあるということなのです。

一緒に楽しみながらがんばりましょう。

トキ鉄に入社していただいてありがとうございました。